三段式

 今日もプール日よりでした。が、年長さんは「例の行事」に向けて、2段階目の活動をしました。スケール小さい「B・P」です。色も少なく、「塗って良いのは手とか腕にしてね〜」という制限でした。
 私も始終様子を見ていたのですが、確かに最初は戸惑いがあるようでした。取りあえず自分の手を絵の具につっこんで、クリームよろしく腕に塗り広げる子。早くも「誰かにつけてやろう」と意欲満々の子。「先ずは指先から」という慎重派。確かに「普段の活動の中で、いきなりやったら叱られそう」なことです。絵の具も「指で触ってよいもの」ですし、場もブルーシートで指定されています。
 しかし、暫く見ていると、徐々に子ども達の動きが大きくなっていくのが伺えました。そして!お兄さん登場で子ども達も一気に集まります。何だか「お兄さんだったらイケル」という感じで、顔の耀きが変わった子達が何人もいました。
 そう言えば、普段でも「園長にはちょっかい出したくなる」子・タイミングというものがあるようです。友だちには少し躊躇してしまうけれど、大人だったら積極的にやってみたくなる…。どなたかが書かれていた「子どもの遊びを大人がリードしてもよい」とはこれか…と感じました。
 お兄さんは近隣の中学校から「職業体験」で来てくれている2年生。実は卒園生でもあります。「行きなよ」と声を掛けると、「イヤ今日、部活があるんで…」とのことでしたが、「これは授業だから。ホレ行っておいで」ということで飛び込んだ…ところの写真です。
 暫く時間があって、子ども達もだいぶ大きく動けたようです。終わった時には、かなりベタベタの子がたくさんいました。ブルーシートはもう灰色というか紫というか…「では、プールで洗いましょう」ということで、プール遊びの後で子ども達と一緒にジャブジャブ洗いました。普段はデッキブラシで洗うのですが、砂も落ちて一挙に綺麗になりました。最後はみんなで欄干に掛けて終了。「後片付けができた」というのは例年にないことです。
 「園児」という立場から「教育者」側を体験した彼。どんな感想を持ったか分かりませんが、子ども達の真っ直ぐな視線を受けて、「自分が関わって良かったな」と思ってくれたか否か…。
 ということで、変なところに絵の具が付いているかも知れませんが、「これも仕事だ!」ということでご容赦下さい。