七輪登場(渋い)

 10日ほど前でしょうか、年長さんから「椎茸を育てたいのですが」と申し出がありました。どうやら、先日の「頭山」が面白かったらしく、園内でキノコを探したのだけれど見つからなかった。であれば自分達で育てて収穫したいということになったようです。
 私も、そういう活動は大好きですから、すぐホームセンターで買ってきて、クラスで育てていました。それにしても、成長が早いのですね。三連休の間にぐんぐん育って、「はやく収穫しましょう」という程になりました。
 「どう料理しようか」と相談したのですが、「七輪で焼いて塩で食べたい」とのこと。渋いです。「焼き鳥屋か!」という突っ込みが聞こえてきそうです…。が、予定を考えると「何とかなりそう」ということで、急遽準備して、「園長の焼き椎茸屋」がベランダでオープンしました。
 すると…最初に気づいたのはうめぐみさん。「あれ、何か匂いがしない?」先生の声がしています。さすがに地の利がありますね。お弁当が終わってから、七輪を見に来ました。「これ、何て言うか知ってる?」「焼き肉!」ああ…焼き肉の時に使う道具だよね。子どもの認知具合が分かった一幕でした。
 ひと通り「焼き椎茸」が行き渡ると、(あるいは焼けるのを待っていると)、今度は私の「行動」に興味を持つ子が出てきました。つまり「焼いてみたい」「配りたい」ということです。幸い、火力も落ちてきていたので子ども達にも椎茸の番をして貰いました。「お箸、得意だからやらせて!」というアピール…の割りには…の姿もありましたが、とにかく「自分で、園長先生の替わりをする!」というのは、それなりに甲斐あることだったようです。
 最後、片付けるために七輪を私が持って階段を降りるとき、「熱いからあぶないよ!どいて!あぶないよ!」と、ずーっと声を掛けてくれたのは、やはり「自分で扱った(そして熱かった)」という経験があったればこそだと思います。