どちらも展開が楽しみです
幼稚園が始まって、子ども達はまた面白いものを見つけたようです。
畑のサツマイモは相当伸びて、ほぼ全土を侵略した…と思ったら、今日は葉をひっくり返してだいぶ納まっていました。区画どころか畑自体の枠を越え、付近の養分を吸い尽くす勢い(?)だったのですが、ずいぶん大人しくなりました。
それを待っていたかのように、隣の学年は畑の後始末。残っていた根を抜き、散らかった実を片付け、土を返して空気を入れていました。
この「畑の後始末」、間違いなく「来年度よい畑になるように」行うものです。今年度の収穫は終わり、「それでお終い」ではない。「これからも続いていく」という前提があるから、その準備をする。もう来年度の畑が始まっているのかも知れません。
そして池でも、「蜘がいるの、蜘蛛の巣があるの」と、何人かの子がじっと見ています。珍しく水面スレスレに巣を構えたのですね。おっかなびっくり、けれど巣にかかるように、慎重に葉っぱを落としたりしていました。もちろん子ども達の方が大きいわけですが、ドキドキしながら関わっていました。
スケールは違いますが、どちらも「今後どう関わっていくのかな?」と楽しみなシーンでした。毎日同じ事をしているようで、少しずつ変化していく。それを捉える目を、私も持ちたいものです。