始める前から遊んでる

 今日はお天気もよくなり、園庭で遊ぶ子の姿がたくさん見られました。「残暑」というのも少し違う気がしますけれど…。
 年中組さんが玄関前で集まって、何やら相談事?していました。決して揉めている訳ではなさそうですが、近づいてみると、どうやら「鬼を決めるプロセスをどうするか決めている」らしいです。遊びが始まる前の段階で、既にいろんなやり取りをしているのですね。
 先生もその辺りはよく心得ていて、笑いながら「もう5分もやってるんですよ」と。「先生!さっき3人で決めようって言ったのに、そうじゃなくなってる!」「はいはい、どうしたの」という感じで。
 名前の明確についた「○○おに」といった遊びではないのでしょうけれど、こうした「物事を決める」リアルな体験もまた,幼稚園では「遊び」と捉えてよいのだろうと思います。試行錯誤ですから。