自然のめぐみ


 過日のこととなってしまいましたが、東京でも2年振りの積雪ということで、登園時間の変更につきましては、ご対応いただきありがとうございました。
 形通りの対応では「警報が解除だったら通常通り」となるのですが、今までの経験を踏まえ、「遅れての登園」としました。道がぬかるんだり、自転車が使えなかったりという不便はあったかと思いますが、概ねみなさん登園することができ、安心しました。思わず「大変な中、よく来てくれたね」と子ども達に声を掛けました。
 各クラス、明るい日射しの下で、雪と遊ぶことができたようです。朝は朝なりの、午後は午後なりの…それぞれの状態に合わせて…遊んでいました。
 朝は雪合戦や雪だるま。昼からはかまくら…といった感じです。程よい寒さのおかげで、溶けてベチャベチャになってしまうこともなく、まさに「満喫」という感じでした。年少さんは「部屋に戻って床暖房で暖まりました」とのこと…微笑ましい姿ですね。
 考えてみれば、雪も「自然からのめぐみ」です。「外に落ちている」…誰かの所有物でもなく、扱い方が決まっていないもの。それは、どんぐりや石ころと同じ属性のものです。
 よく、農作物を「自然のめぐみ」と呼んだりしますが、実際には「農家さんの手が入っている」ことが多く、「沢山の人の力があって手に入るもの」という、「周りの人に感謝しましょう」という色もついているように感じます。まぁ、子どもからは「自生している木の実」と「畑で寝かせている長ネギ」の、属性の違いなんて分かりませんけれど。
 おっと脱線してしまいました。ともあれ、「自然のめぐみ」は子どもにこそ相応しいものだと思います、前記の属性によって。そして、その「自由さ」が遊びにつながり、創造力につながり、将来を切り開く力に繋がる…かと思うと、

多少寒くても、雪で遊ばせてあげよう

という気になります。