よーく見てみよう


 今日は年少組さんで「果物観察」がありました。丁度さまざまな果実が熟してくる時期です。色鮮やかで、よく見ると不思議をまとっている果物たちを、子ども達はじっくりと見ていました。
 「子どもの失敗は、大概がよそ見」とも言われますが、逆に「見ているものが関心の対象」「見ていれば何とかなる」というのも正しい観察だと思います。年少児でも、最初は「バナナは黄色」的な概念で描いているのは、教育の視点からして興味深いことです。概念ではなく「見たままのリアル」は結構いろんな色が入っていますよね。先生が指摘していくと、だんだん「見える」ようになってくるようです。
 そして、「よく見る」は科学の第一歩でもあります。いったん自分の知識とか常識を横に置いて、改めてよく見る。蟻をじっと見つめている姿もよくありますが、「動かないもの」も、結構魅力的ですよ。英語でも「look at」は見る、「look into」は調べるという意味だそうです。じっくり見ることで、不思議さに気付くのでしょうね。