お庭にて


 今日は子どもたちの園庭での様子を点描します。「今日はクラスごとで自由に遊びます」と言っていた年中さんですが、先日作った羽子板を持って園庭に出てきました。大人から見ると「まだまだ」ですが、子どもたちなりに一生懸命羽を突いていました。ちなみに、歌に出てくる「追い羽根突いて遊びましょう」は、二人以上で遊ぶやり方で(バトミントン的)、「一人で突いて数を数える(リフティング)」のは揚げ羽根と呼ぶそうです。室町時代にはすでに現在に近い形で行われていたというのですから、歴史ある遊びなのですね。
 羽根の黒い球は「無患子(むくろじ)」の実です。実は園内にも植えてあるのですが、まだ実をつけていません…。
 年少組の子は、園庭に砂で何やら描いていたようです。先生が見つけて一緒に見てみると…ライオンのできあがり。銀杏の葉っぱをタテガミに、胴体まで書いてありました。子どもらしいアート作品です。
 よく思うのですが、「自然の恵みは子どもたちが遊ぶのに適している。本質的に無料だから、そしておもちゃではないから。」お金を稼いでいない=自分の時間や力をお金に換算していない=子どもたちは、高いも安いもない「無料」のものを使うのが合っている。そして、「使い方によって”おもちゃにする”ものである」こと。遊びにしか使えない物は、飽きるのも早いように思うのです。扱い方・遊び方によって遊んでいく。子供のコントロールによって遊びが成り立つ。それが「自然の恵みで遊ぶ」ことの意味であり、価値であると思います。