関心を寄せる

 もうすぐ桃の節句、雛祭りです。園内ではお雛様も出て、「先生、桃の花が咲いているみたいだよ(実際は梅)」という声も聞こえます。
 女の子の家では、すでにお雛様も出ているでしょう。けれど、園としては「季節の姿」として、全員に関心を持たせたいと考えています。ふと通りがかると、男の子がブロックのピストルを向けようとしていたので「ありゃ、それはダメだよ。お人形でも、人に向ける物ではないよ」と話し、それは分かってくれたものの、もっと積極的に伝えたいな…と思っていたら、年少組の先生が子ども達に説明してくれました。
 人が大きくなっていく間には、沢山の人や物の関わりがあるんだよ…。具体的な名前は覚えていないとしても、そういった「たくさんの人たちが関わっている」という大きなストーリーは、覚えていてほしいなぁ、と思います。
 年長組では、みんなでお雛様・お内裏様に扮しての写真撮影です。「姉兄弟3人、この写真がある」家もあるそうで、スタイリストさん(先生方)も真剣な面持ちで着替えをお手伝いしていました。そんな中で、「この洋服、何て言うの?」「これはね、洋服じゃなくって着物って言うのよ」とか微笑ましい会話も聞かれました。
 具体的な物に託した、様々な想い。それはストーリーとして人から人へ語り継がれて来たものではないか…そんな風に思うのです。