それぞれのアイデアで

tatewa2016
 今日は縦割り保育で、園全体のシャッフルをして過ごしました。こういう時、以前は「全クラスで同じことをする」プログラムだったのです。「不公平になるから」と。しかし、ここ2・3年は、「それぞれのプログラムで、戻ってからお互いに話すのもいいのでは?」ということで、それぞれ担任のアイデアで「ゲームする」というだけの括りにしました。
 写真のクラスでは「何でもバスケット」をしていたのですが、何だかテンポの良いかけ声(イェーとか何とか)で、楽しさが演出されていました。同じゲームだったとしても、更に担任の一ひねりが入るのですね。
 実際、「どんなゲームをするか」はなかなか難しいところで、「年少さんが入れない」「年長さんがいつも勝ってしまう」は避けたいところ。少なくとも「自分のクラス・学年ではやったことがある」にしないと、アシスタントというか味方ゼロで進めなくてはなりません。ということで、それぞれの時間を過ごした子ども達。年少さんの日誌を見ても、「他所のクラスへ行くことを楽しみにしている」という表記が見られました。それだけ好奇心が動いているということで、裏を返せば自分のクラスに安心して居場所がある、ということだと思います。幼稚園の第一段階は、もう過ぎたなぁと感じる時期です。