実りの秋


先週の「お買い物ごっこ」を終えて、季節は段々と冬休みに向かいます。長かった2学期も、残す大きな行事は「お餅つき」となりました。
今日は月曜日で、「柿の出てくる話をするぞ」と、前日から意気込んでおりました。すぐに思いつくのは「さるかに合戦」なのですが、「柿と唐辛子」という話を見つけたので、今日はこちらを披露しました。
街に出ている、柿売りと唐辛子売り。寒いので人が出ていません。お腹も減って寒くなった二人は、売り物に手をつけます。
柿売りは「ああ、甘くて美味しいな」。唐辛子さんが「私のと交換しよう」と言っても、「腹の足しにならない」と断ります。仕方なく唐辛子を食べると、お腹が火のように熱くてヒーヒー。
ところがしばらく経つと、柿売りは寒がるんです。柿は体を冷やすんですね。で、ついに「私の柿と唐辛子を取り替えて」と泣きつきます。
そうしてようやく2人、それぞれを分け合って過ごしました、というお話です。なかなか良いオチですよね。オリジナルでは唐辛子さんが断って、柿さんが凍えて終わる…気もしたのですが、まぁそれは可哀想ですから。
それぞれの持っている財産とか資質は違うけれど、それを差し出しあって生き延びていく。いい話です。

さて、その後柿の実を磨くデモをして見せました。薄暗い本堂ですので、どれだけ輝くか不安だったのですが、子どもたちも「おおー」と声をあげ、喜んでくれました。
その後、それぞれ子ども達も柿を磨き、今日は持ち帰りです。固いのが好きな方は今がベストだと思いますので、どうぞご賞味ください。

まだ、多分100個ぐらい、あるんですよね…。地元の方にも「どうぞ」しようっと。