この道を行く


 何だか大袈裟な感じのタイトルですが、ちょっと格好つけてみました。幼稚園の園庭には「舞台」と呼ばれる部分があって、上に乗ったりして遊びます。しかし相当な高さのため、年少さんは(入園当初)登ることができません。上の子達が登って遊んでいるのをじっと見ているうちに、ムズムズとやりたくなるのでしょう。けれど、登るためのコースは人気があって混んでいる。
 それが、今のような時期になると「僕も・私も登りたい」と、実際に挑戦する子が現れます。手や腕の使い方・力の入れ方などの工夫を伴って、舞台に登れた時はきっと嬉しいでしょうね!「園長先生よりも高いよ!」と声をかけてくれる時は、みんな笑顔です。
 もっと年長になれば、跳び箱の経験もあって様々な登り方ができるようになりますが、現段階では「壁の段差を使う、あの道がベスト」というのがはっきりしています。そのため、時には「僕がさきだ!私が先よ!」ということも起こります。まだまだ「お互いの主張」をして平行線から動かない段階ですが、いずれ何らかの解決方法を見出していくのだと思います。こういった「問題解決」の手段というか方法を、なるべくたくさん探り当てて欲しいなと思います。そして、時には「思い通りにはならなかった…」という気持ちに直面することも。全てにスッキリ!は難しいですが、「お互いが、どうであれば…」という「相手を思いやれるようになる」機会でもあります。何年もかけて経験し、身につけていくものとは思いますが、願わくば「学校」にいるうちに、と思います。