その手があったか

 昨日から、幼稚園の「お花探しゲーム」が始まっています。今年は年少さんも反応がよくて、既に延べ人数で100人を超える子ども達が楽しんでいます。
 これを最初に思いついたのは…まだ副園長の頃ですから、もう10年以上昔です。最初はハンコのスペースのみで、「どんな花であるか」という写真は、都度都度先生の所のボードを見に来なければなりませんでした。
 それが、参加者増に伴い(あるいは大人の省力…合理化に伴い)段々と変化して、今の形になったのは3年ほど前でしょうか。以前は3日くらい前から準備していたのが、今では前日からの準備で充分行う事ができます。
 そして、トータル何回やってきたのか…その中で、「子どもにとって、こんな意味があるんだな」というのは色々と発見してきました。
 その一つが、この写真です。「教え合う・相談する」ということ。「さぁ、相談しましょう」とは言いませんでしたが、いつの間にか「知ってる?」「うん」とか「一緒に探そうよ」とか、「共に課題を解決する」姿です。もちろん禁じ手ではなく、むしろ「その手があったか!」の一つです。
 先日のNHKスペシャルでもやっていました。「脳の容量が大きく、体格もよいネアンデルタール人よりも、大きな群れを作って協力したサピエンスの方が生きのびている」と。そう思うと、この写真も「極めて人間らしい」ものだなぁ、と感じます。そんなシーンに出会えるゲームを始められたこと・続けられたこと。有り難いですね。