表情第一

 珍しく、たんぽぽぐみの記録からのブログです。
今日は、4月以降に向けての慣らしもあって、お母さんと離れて「鬼のお面」を作りました。作ると言っても、子どもたちの作業としては目・鼻・口といったパーツを配置していくというもの。とにかく「自分でやりとげた!」がポイントの活動です。
 その中で、「やりたくない~」という子がいたそうです。先生が聞くと、「鬼は怖いから」。なる程、もっともな意見です。ちゃんと理由も言えて、筋も通っている。さてどうするか…。
 すると、近くにやはり「鬼が怖い」と言った子が、眉毛を八の字にして作ったのだそうです。曰く「やさしい鬼だから」。そのやりとりを聞いて、「じゃあ僕も」と、「八の字眉毛で困り口」の表情を仕上げたのだそうです。「子どもながら、感じながら考えながら制作に取り組んでいた」と先生も感心していましたが、まさにその通りですね。
 つまり、「顔の作りよりも表情を重視する」ということなのです。表情から相手の気持ちを推測するのは「心の理論」の第一歩ですが、「表情に注目する」ことはコミュニケーションのうちなのだと思います。「怖くない鬼」のお面を被った子がいたら、きっと「そのことで怖さを克服しようとしているんだな」と分かりますね。