ひろがる使い道
11月に入ると、幼稚園は「お店屋さんごっこ」への雰囲気が高まってきます。それは最初、先生方から始まるのですが、「いま流行っている遊び」を「こんなやり方もあるよ」と展開していく中で当日を迎えたいと考えているのです。年中組さんで、丁度そんな「タネ」になりそうな遊びがあったので、写真を撮ってもらいました。
彼は1学期にも、「おうち」と言ってダンボールで何やら作っていたのですが、このところ(防災備蓄品の空き箱がきっかけですね…)新たな作品に取り組んでいるようです。
ロボット(着られるもの)、「猫ロボット」、「寝袋」…。いろんな物たちが作られています。猫ロボットは、どら焼きが好物なのだそうで、「園長先生もあげてみて!」ということで、咥えさせようとしたら、ニョッキリ歯が…よく見たら指でしたが…出てきて、上手に呑み込んでいきました。
あーおもしろい。ちょうどご家庭からも、いろいろ「使い終わったもの…」を集めさせていただいておりますが、子ども達の試行錯誤を経て、いろんな作品が生まれていくことでしょう。
「やりたいと思ったことを、自分なりに工夫してやり遂げる。」そのプロセスがまずは大切なのだと思います。そう言えば、もう十年近く前になりますが、我が息子が紙でニンテンドーDSを作って見せてくれた時には、泣きました…。
ともあれ、集まった材料がどんな物に変身していくか…その経験は、いつか将来発明家を産むかも知れません。ウム、楽しみです。