その場で楽しむ

 学年も終わりに近づき、午前保育の日々となりました。先生方が「最後の縦割り保育、どうデザインしましょうか…」「もう回数を重ねてきたから、長い時間にして、各クラスそれぞれ活動を考えても良いんじゃないかしら」ということで、「何となく用意はするけれど、子ども達の雰囲気を見て決めましょう」となりました。
 これは…子ども達の成長を認め、信頼している姿だと思いました。年の差もあり、普段一緒に活動しているメンバーではないけれど、集まれば何か楽しいことが出来そうだ。先生方の自由な発想で、たぶん子ども達と楽しく過ごせる。そんな先生同士お互いの信頼感もあるように思いました。
 各クラスそれぞれの活動を、少し切り取ってみました。同じルールの遊びをしていても、先生方それぞれの個性が見えたりするのも面白かったです。そして、もう恒例となりましたが、年長者が小さい子を迎えに行き、送っていく姿がたくさん見られました。「私は、あの組の年長さんだから、あの組のあの子を呼んでくるんだ」ということをしっかり理解して、メンバー表を持って行ったりしたようです。

 先生方の記録から抜粋すると…
「年長さんが、やりたいゲームを発表した。小さい子たちに分かるかな?と問いかけたら、では説明するよ!と張り切って説明してくれた。そのうち、先生と年長さんで試しに進めてみて、解説を加えながらみんなにルールを説明してくれた」
「雨、というテーマで好きに絵の具を使ってもらったが、子どもによっていろんな形として表現があり、それぞれ独自のイメージを持っていることが出て楽しかった。○の子、水滴形、流れ。最後には1人ずつ切り取って戻りました」
 子ども達、きっとどの部屋に行くかで体験すた事は異なったでしょう。しかし、楽しめたことは変わりないと思います。
 大人は、何となく「年度末だからのんびり・心穏やかに過ごしたい」とか考えたりするのですが、子どもには関係ないことですね。日々楽しいことがあれば向かっていく。疲れは一晩で回復。
 年度最後の一日まで、何かの成長があるのでしょう。