咲いた・実った

 数日前から、園庭を通るとキンモクセイの甘い香りがしておりました。
あれは、花の開く前から香りが漂うのですね。しかし今年は台風が来たりしていたので「例年にも増して、楽しめる日数が少ないかな…」と思っていました。
 そして総練習から戻ると、姫リンゴがかなり熟しているのも分かりました。鳥が食べる程ではないけれど、充分魅力的な赤さです。
「さて、いつ気がつくか…」と思っていたところ、早速子ども達が見つけたようで、「先生〜、リンゴの芯を捨てさせて下さい」と持って来ました。
 「ついに見つけたな」と、少しワクワクしながら見に行くと、既に沢山の子どもが取り付いています。壁によじ登っている子もいたのですが、私の姿を見つけるとサッと降りたようでした。
「採ったら一口は食べる」が原則です。子ども達はそれをよく意識しているようでした。きちんと「おいしそうなの」を選んで…洗わないで口にする子もいましたが(笑)。
 畑でも同じですが、「育てるには膨大な日数がかかるけれど、収穫して食べるのは一瞬」ですね。
 それで良いのだと思います。実際「一口だけでお終い」の子もおらず、「無茶な採り方はしなかったのだ」、と分かって安心しました。
 キンモクセイの花は雨風で相当落ちてしまったのですが、砂の中からより分けて集めている子もたくさんいました。匂いをかぐのかと思っていたら、「ビニールに水と入れて混ぜる」そうで、どう遊ぶかはよく分かりませんが、まぁ本人が楽しいならよいかと。
 年間200日幼稚園がある中で、たった1・2日しか楽しめないこと。次回はまた、来年のお楽しみです。