不思議だから

 お天気もよく、畑の水やりを楽しみにしている子がたくさんいます。お御堂参りのあと、キュウリに水をやっている姿がありました。そこでのツブヤキを、先生が拾ってくれました。
 「暫く見ていると、花が付いているのに気がついた子、黄色い花に喜んでいました。そして」そして?記録を読む私も、何だか期待が高まります。
「明日はピンクの花が咲くかなって呟きました。自然の不思議さを感じている姿だな、と思いました。」
 まるで絵本のような展開です。そして、「やっぱり黄色だったね」とはなるのでしょう。しかし。
「そうだね、楽しみだね。また見に来ようね」と、その場を去ることができる。不思議さと関心を残して教室に戻れる。
 あー面白い。神々しいまでの姿がありますね、保育には。