2学期初の、お御堂参り

今日のお御堂は、賑やかでした…。時にはミンミンゼミが、ときにはツクツクホウシが鳴く中で、「おへそ山」のお話をしました。テーマは日照り。「日照りとは何か、どんな問題になるか」を織り交ぜながら、子ども達が時には笑うポイントも混ぜて、お話しました。夏休み明け初回ということで、若干もじもじしている子もいましたが、殆どの子が1学期同様、「いい姿勢」を意識しながら聞くことができたと思います。そして、今は工事中で出入りに時間がかかるので、年長さんだけスペシャル体験。「大鐘を鳴らしてみよう」と、一人1回ずつたたいて貰いました。「えー、これは今から百年前に造られたものです。思いっきり叩くと壊れますから、気をつけてね」そんな話をした後だけに、子ども達もみな慎重。そして、慎重の中にも個性が表れるのが面白いですね。思い切り良く行く子、柔らかく叩く子、おっかなびっくりな子。ほんの1回でも、それぞれ音が違うのに気づいたかな?お寺のご法事でも聞くことがあるかもしれないけれど、結構1打ごとに違うんです。坊さんは「なるべく同じ音、出てくれ〜」と祈りながら打っています。おほほ。