磨けば光る
秋も深まって参りまして…幼稚園は今年、柿の「なり年」で、文字通り「枝がたわんで折れそうなほど」、たくさんの実を付けています。たんぽぽぐみさんは一足お先にいただきましたが、今日と明日で在園の子たちの配る予定です。
以前は、ただ籠に入れて「幼稚園で穫れました。ご自由にどうぞ」という感じだったのですが、折角だから子どもが手を出せる所を作ろうということで、実を磨いてもらうことにしました。梯子を掛けて私が屋根に上がり、「階段からは行かれないよ」「落ちたらケガしちゃう」「はさみ・高枝切りばさみ」などの話をして、切るところも目にし、先生に教室へ運んでもらいました。
そこから、1人ひとりに磨いてもらいました。スーパーの店頭にあるものは、もちろんピカピカなのですが、あれはワックスなどではないのです!シンプルに、布で磨くと光沢が出るのです。綺麗にするのは楽しい。周りの人も喜んでくれる。そしてもちろん、食べておいしい。「自然の恵み」は、身体に栄養を付けるだけではないのです。