桑の木探して
今日は4回目のお御堂参り。そして先日収録の「文の京の子ども達」放映日です。子ども達はすっかりお御堂の雰囲気にも慣れ、年少さんからも「今日は何のお話?」と、期待に満ちた視線を向けられるようになりました。さて、今日は日本版「ジャックと豆の木」と言うべき、「雷様と桑の木」。立派なナスの苗を植えると、どんどん大きくなって雷様の所へ着いてしまうというストーリーです。子ども達は、ストーリーは真剣に聞き、楽しいところは大いに体を動かして喜びます。本当に見事な反応です。その後、「ジャガイモの花や桑の木があるから、園内を探してみてね」と問いかけておきました。そうやって、自然に囲まれているという実態のみならず「見る目を向ける・見る目を育てる」ことを意識敵に行いたいと思います。目敏い子は知っていて(桑の実が食べられる事も)、多分毎日チェックしています。鳥さん並に…。一方、「たまたま」何か見つけてしまった子は、思わず(未熟でも)もいでしまう傾向があるような気がします。子どもにとって「集める」というのは非常に魅力的な活動なのですが、それをも「熟すまで待った方が良い」と判断して抑えられる知恵を、心を持っているのですね。◎あと1か月もすると、七夕製作の時期になり、必ず「ほおづき」が出てきます。既にたくさんの実がなっていますが、願わくばなるべく沢山、橙色になりますように。