本物に触れる~楽器・音楽

楽器体験
 今日は、スズキメソードの御茶ノ水教室から、先生方と卒園児を含む小学生に来ていただき、ミニコンサートと楽器体験会を開いていただきました。初めて来ていただいてから、もう3年になるでしょうか。

 私も高校時代はブラスバンドをやっていたので「一生のうち、一度は音楽を、楽器をさわる体験をして欲しい」と思っています。自分の生身だけでは出せない音を出し、さらに集まらなければできない合奏を体験し、舞台に立ち、拍手を戴き…と、音楽部でなければ味わえないことを、たくさん体験しました。

 楽器をするなら、できればデジタルではなく、生音の出るものがいいと思います。現代は電子楽器がとっても多くなり、アイパッド等でも「それなりに本格的な」演奏操作ができるようになりました。もしかすると、「初めて触れた楽器がそれ」という子も増えてくるのかなと思います。何を隠そう私もリズム系のアプリで遊んだりしますが、それと楽器演奏とか音楽を聴くのは別物である、という感覚はあります。

 それはたぶん、「全部を受け止める」体験だからだと思います。スピーカーから出る音は、「ノイズをなるべく減らす」ことが考えられています。アイパッドも、まったく忠実に音を出します。しかし生の、ライブの音楽は違います。リードミスとか間違えがあっても消去できません。時には観客の小さな咳も許容しなければなりません。リズムだって、機械の方が正確なのでしょう。

でもね。曲は譜面の上にあるのかも知れませんが、音楽は現場にある。何だかカッコいいですが、そういう事だろうと思います。