数えたくなる

 今日、クラスを廻ってみていたら、年中さんは「ハリネズミの背中の模様」として、カラフルなパーツがたくさん作られていました。昨日絵の具でスタンプしたものなので、今日は乾いて切り出し、という段なのでしょう。
 お当番さんがそれぞれに配っていくと…何人かが同じ動作をしていました。数えているのです!「僕16個!」「17個!」「わたし16個!」と、自然に声が上がっていました。そういえば、朝9時ちょうどの「玄関オープン」でも、小声でカウントダウンしている子を見かけます。子どもにとっては、「数えるのも遊び」なのですね。

 しかしこの「数える」という動作、何となく見覚えがあります。カルタとか絵合わせで、終わったと同時に数え始めるシーンか…イヤ、「籠目(カゴメ)」の話です。一応定義を調べると

などで編んだの目、またはその連続した格子状の編組。(中略)この籠目を模した連続文様魔除けの効果があるといわれる。

wikipedia

 ということで、昔読んだ小説に「なぜ魔除となるか。追いかけてくる魔物に籠目文様を見せると、思わず魔物は目を数えてしまう。その稼いだ時間で逃げるためである」とあったように思います。なるほど、規則正しく並んだ模様は、不思議なパワーを秘めているのですね。
 そして園長が思い出したのが、現在並んでいる「非常用のペットボトル水」です。引き取り避難訓練の時に「一人2本ずつお持ち帰り」するので、その準備としてポケットコーナーに並べられています。整然と並んでいる姿を見て、思わず数え始めた園長…もちろん、大人として「掛け算で求める」ことは忘れませんでしたよ。