年中組点描

 年中組さんの様子もご紹介しましょう。3クラスから2クラスになり、お部屋も2階になって、張り切っている子がたくさんいます。朝、送っていただいたお父さんからも「2階に上がるのがとても嬉しいようです」とのお話をいただきました。新しい事にシンプルな期待を抱いているのは、とても健全な姿だと思います。

 さて、たまたま朝の会に入った私は、「園長先生、背が高いねー」と言われて「はい、園長先生は174cmなんですよ」と答えました。それをキャッチした担任の先生が、「あ、いま皆の後ろにいる○○先生はどうかしら?」「私は…」と、それぞれの身長をホワイトボードに書いていきました。そして3人で並んだりして…
「今日はみんなの身長と体重を測る、身体測定です。」見事なシュート、というか組み立てです。「僕は○○センチ!」という声が早速かかります。
 文部科学省の「幼稚園で育てたい10の姿」にも「数量・図形・文字などへの関心や感覚」という項目があって、「大きいね」という抽象的な捉え方と「何センチ」という具体的な捉え方の両方ができることを期待しています。
 ただ、日常会話としては「数字で言う」機会は多くありませんから、それを見つけるとついつい使いたくなるなるのです。子ども達にも意識して欲しいと思ってしまうのです。まぁ、「160よりも170の方が大きいんだなぁ」程度でいいのかと思いますけれど。

 お隣のクラスでは立腰の姿を見ることができました。先生が一人ずつ、背中を押さえて伸ばしていきます(サムネイル)。子ども達も軽い緊張感を持ちながら神妙な表情。自分の頭をしっかり背骨で支えることは、自立の姿そのものだと思います。自分の呼吸を感じるのは、今時で言えばマインドフルネス。「頭がちゃんと乗っているな」というのに気持ちが行くのは落ち着きと自信につながると思います。