小さなありがとうを。

今日は、父の日せいさくをしている部屋を見学しました。その中で感心したのは、「小さなありがとう」がたくさん聞かれたことです。お当番さんに配ってもらって「ありがとう」、粘土ベラを拾ってもらって「ありがとう」、落ちているパーツを拾ってもらって「ありがとう」。たくさんの「ありがとう」が見られました。そう。こんな気軽なものでいいのだろうって思います。でも本質はしっかり内在していると思います「何かをしてもらった→それに応えて」出るのが「ありがとう」ですが、その一言によって関係が対等になる(落差が解消されるというか、少なくとも、対等な方向へいく)のが素晴らしいです。お嫁に行く時、ご両親に「ありがとう」。亡くなっていくとき、家族に「ありがとう」。人生を左右する「ありがとう」もありますが、「積もり積もったもの」さえも消していく可能性のある言葉です。幼少の頃から使っていることで、きっと上手な「言葉の使い手」になることでしょう。