反応を見て

未就園児のたんぽぽぐみさんが、お母さんと一緒に年長組へやってくる「在園児交流」が行われています。大きい子も張り切って、大きな声で歌を歌います…と、その迫力に押されたか、びっくりする2才児さん。その反応を見て、お兄さんお姉さんは、こえを調節しました。少し小さめに…。きっと、驚かさないように…! 素晴らしい姿です。子ども達は通常、自分の働きかけに反応が大きければ大きいほど嬉しくなり、より大きく激しく動くものです。でも、今回の姿は「相手を見て、相手のために自分をセーブする」というもの。まさしく、幼稚園でずっと暮らしてきた中で身につけたことだと思います。兄弟の少ない現代っ子ですが、とても大切なことを学んでくれていると思って、嬉しくなってしまいました。