勢揃い初日…!
今日は、フルメンバーになっての初日を迎えることができました。桜も満開、お天気も暖かく、春休みぶりに再会した子ども達の嬉しそうな声が、園庭に響き渡りました。 今日は「始業式・花まつり」だったのですが、子ども達の落ち着きぶりには本当に驚かされました。数年前までは、始業式の最初から花まつりの終わりまで、誰かしらの泣き声がしていたものでした。お母さんと離れて、心細い気持ちはよく分かります。また、たんぽぽさんではなく実質2日目、という子もたくさんいます。でも、部分的にせよ園長の顔を見ながらしっかりと話を聞くことができました。花まつりでは、静かに手を合わせたり、「あの子、泣いていて心配だから見に行ってきた」と心配りする姿など、子ども達の気持ちがよく育ち、発揮されていると感じました。「最初は肌から離さず、次には手を離さず、その次は目を離さず、その先は心を離さず」というのは江戸時代の子育て訓だそうですが、このステップをしっかり踏みしめることで、自律・自立はなされていくのだろうと思います。みなさんのお子さんは、どのステップでしょうか。一足飛びはできません。「肌から離さず」が十分でない子は、いつかそれを満たしてあげなければ、真っ当には次に進めないのではないかと思います。