体操続きで

tan 今日は月曜日。なのに体操…たんぽぽ組合同体操なのです。大勢の親子さんが集まりますから、こりすぐみのパーティションも開けて、講師の先生もお迎えして行います(年少さんは合同保育で、こちらも大勢で歌を唄ったり俳句を読んだりするわけです)。合同で体操を行う事には、いくつか意味があると考えていますので、自分自身の整理も含めて、まとめてみましょう。
 まず第一に、我が子を客観視するということがあります。「我が家」の中では「我が子が標準・我が子が当然」であるのですが、「他所の子」の姿を見ることで、我が子の相対的な評価ができるようになります。「あの子は○○なのに…ウチの子は!」という意味ではなく、冷静に「ああ、こういったこともチャレンジさせてもいいのかも」というヒントを拾って欲しいと思うのです。実際、兄姉のいる子は色んな事に早くから取り組んでいたりします。お手本が手近にあって真似ているうちに、できるようになるのですね。そしてこれは同時に、親の側が「親としての自分を客観視」にも繋がるでしょう。
 また、専用の場所や器具、専門の先生がいることで、「そのために特化した時間」が作られているのも特徴です。普段、家庭では「夕飯を作りながら、家事をしながら、電話があれば中断しながら」と、いろんな事柄が並行して行われているはずです。しかし、これだけの舞台が出来上がっているので、ある意味「この時間は子どもと一緒にやる!」という割り切りというか、専念できる環境であると思います。そうして子どもに触れ、近くで様子を観察することで、子どもの安心感にもなり、きっと心の動きも見えてくると思います。
 それにしても、運動というのはある意味「不自由の体験」であるなぁと思います。トンネルをくぐるには身を屈めて這っていかなければなりません。フラフープが置いてあれば、足の踏み場が制限されます。跳び箱の山が行く手に立ちふさがっていれば、何とかよじ登って乗り越え、越えていかなければなりません。そんな「不自由・困難」を経験することが、しかし実は「身体の器用さ」に繋がっているのですから疎かにはできません。「便利な・楽な」生活をしていると身につかないことが、ここではクローズアップされているのです。
 しかし、面白いのは「子どもは、そんな困難を乗り越えるのが楽しいらしい」ということです。トンネルから出てきた時の、跳び箱から飛び降りたときの、でんぐり返りをしてバタンと足が付いた時の表情を見ると、何とも嬉しそうなのです。その瞬間(長くても2秒以内ですね)に、一緒に喜ぶ。その感情の共有が、お母さんとの信頼関係を育むのだろうと思います。
 在園児は、6月末に体操参観があります。お母さん方、どうぞお楽しみに。