それぞれの反応

 今日は「みたままつりの集い」でした。園長は事情により出られなかったので、映像で説明しよう、と考えて「みたままつりスライド」を作成しました。敢えて全ては語らず、先生の補足があって完成する形です。

 学年ごとにそれを見たわけですが、子ども達の反応の違い…育ちの姿を、先生は捉えていました。分かれ目となったのは、「お父さんやお母さんが子どもだった頃、その子達を育ててくれた人がいました」というところ。年少児は「……」という感じだったのですが、年中児になると「お母さん?」という声が聞こえたようです。
 そして、年長さんからは「おじいちゃん、だよね」という声が。これ、なかなか鮮やかな理解度の成長だと思うのです。子ども達は見ているものに拘る、というのはよく知られた話しですが、現実に画面で見ている「赤ちゃんと親」の姿を、想像と知識で補う。そういう所に、生活の量や言葉の多さをみとめたのですね。

 お盆は「目には見えないけれど、ご先祖様がみんなのところへ帰ってくる」という次期。「みんなのことを大切だな、と思っている人は沢山いるんだよ」という文脈の中で捉えて頂けると、有り難いです。