あっ…どうしよう
今日は年中組さん、クレヨンを使った活動でした。1台に4人くらいは座っているので、いろんな事が起きます。今日は女の子のクレヨンが、何の拍子か落ちてしまいました。
それを偶々気づいたのは隣の机の男の子。一通り活動が終わったタイミングだったので、落ちた音があまり派手に聞こえなかったのでしょう。暫く考えていたようですが…
パッと立ち上がり、クレヨンを拾い始めました。それを見て周りの子もアクシデントに気づき、本人と一緒に拾って戻していきました。私は「子ども達、どうするかな…」と思って見ていたのですが、幼稚園らしい展開になって良かったと思います。
きっと彼も、以前同じような経験をしたのだろうと思います。「自分がしてもらった」から即、自分もできるようになる訳ではありません。しかし種が播かれているような状態なのだろうな、と思います。いつ発芽するか分からない。水分量とか温度とか、環境によるからです。けれど、その兆しが見えたら。その姿が見えたら。しっかり誉めてあげたいと思います。