先生の言葉で

 今日は涅槃会。以前は悩むこともあったものの、近年はすっかり話も定着してきました。そうすると不思議なことに、各回で司会をする先生方の話も、肌身に感じる事になってくるのです。
 基本的には「お釈迦様のお亡くなり」ということで「お別れ」なのですが、それを「自分の育つきっかけ」と捉えているのが仏教的というか教育者らしいです。「先生も、いつか君たちとは離れていくんだよ」というストーリーが、年度末にぴったり合っていることもあると思います。そして何より、コロナ禍によって「その年齢に合わせた…狙った伝え方ができる」というのが「先生みずからの言葉」に繋がっているのだと思いますね。
 「先生とお別れするというのは、先生からの教えを内在化しましょうということなのです」というのが基本的な線なのですが、何を伝えるかと具体的に考えると、「あなたに、これを。」という言葉が浮かびます。ある学年では「ありがとう・ごめんなさいを言えること・みんなの決まりを守ること」というお話がありました。先生方が同じく子ども達に願っている事柄であろうと思います。
 子ども達は、「同じような話を…」と受け取ったかも知れません。しかし、大人達は「一期一会」を知っています。その重みを感じてくれたら、有り難いことです。