本物に触れる

 年長さん、小石川消防署へ見学へ行って来ました。先日の植物園同様、子ども達と先生(+実習生)のみです。ちょっとした緊張感の中、約15分の道のりを歩いて行きました。前回の学びが生きているな、と感じたのは「自分達で声をかけあっている」姿を見たからです。実際の交通の中で、「自分の目で見て考えようね(手を引かれているばかりではなく…!)、自分で考えようね」という意識が育ったのであれば幸いです。
 さて現場では、いろんな経験をさせて頂きました。今年は消防署内の訓練日ではなかったので、比較的余裕があったようです。防火衣を着ての消火体験、梯子車(6月導入の新車だそうです!)見学、隊員さんの着衣見学、救急車内部観察、質問コーナーと盛りだくさんでした。
 体験というと、豊洲にあるアレ…と、何所に違いがあるのかを考えたくなるのですが、やはり「本物である」ことに尽きると思います。防火衣もサイズこそ小さいものの、素材は同じ。「重たいよー」という感想が、それを物語っています。その後で隊員さんの着衣を見学したのも効果的でした。「全部で15kgあります」という言葉も、ある程度実感を持って聞けたことと思います。梯子車見学では「これは何ですか?何に使うんですか?」という質問も多く、「消す」ために準備が大切であることも感じたようです。
 質問コーナーでは「どうして消防隊になったのですか?」「人助けをしたいこと、体力には自信があることからです」「放水の水は、どの位飛ぶのですか?」「1分間に200リットルです」「何メートル位届くんですか?」と、質問し直す姿は流石に年長さんだと感心しました。
 帰り際、先生が「将来、消防の仕事をしたい人?」とたずねたら、何人もの手が上がりました。実際どうなるかは未定ですが、「本物に触れた」…その真剣な姿は、やはり何か重みのようなものがあるのだろうな…と感じました。
 ご協力をいただきました小石川消防署の皆さん、ありがとうございました。