みんなの前で

suzumetho2016 記事を書いている日からはいささか旧聞になってしまいましたが、7月29日には、スズキメソードお茶の水教室の方にお越しいただき、「ミニコンサートと楽器体験会」を開きました。多くの方々にご参加いただき、ありがとうございました。
 卒園されてから高学年までずっと続けている方、去年のコンサートを見て始めた子を含め、多くの小学生・先生方から、子どもへ直接、生の音楽を届けて下さいました。ちょっと観客席が離れているかと心配したのですが、ちゃんと音が廻り、音楽を楽しむことができたようです。出てはすぐ消えてゆく「イマドキの曲」と異なり、何百年単位で生きている曲には、やはりそれだけの力がありますね。聞いていてとっても安心感があり、且つ演奏者の息づかいまで伝わってくるようでした。
 その後の楽器体験でも、多くの子達が楽器に触れていました。先生方も流石に慣れた感じで、子ども達の手を取り、一曲演奏させてくれました。私もチェロに初挑戦。自分の身体のすぐ側で弦が響いているのを体感しました。
 それにしても!大勢のお客さんの前で披露するというのは、とても緊張するものです。私も8月下旬の入園説明会では、いつもそうですから、注目が集まってくるアノ感じはよく分かります。その中で、自分の時間をもらって演奏する。年少さんでもお遊戯会では緊張するのですから、1人で聴衆の前に立ったことは、とても勇気あることだと思います。ミスしても誰も助けに来ません。曲を止めるわけにも行きません。その思いが乗った、曲であったと思います。
 もう一つ気付いたのは、その「去年から始めた子」が、友達の手を引いて楽器体験の列に連れて行く姿が見られたことです。面白いよ、やってごらんよ。幼稚園での「一緒にやろうよ」とはちょっと異なる、けれど自信を持って推薦する、そんな後ろ姿が見られました。
 私としては個人的に、一生に一個でいいから楽器には触れて欲しいと思います。スイッチとかボタンではなく、実際に物が振動して音を出す物に。イヤ実に楽しいのですよ。