お池にデビュー


 今日からお御堂参りが始まりました。この数年は「ハンカチ売りの男の子」で始まっていたのですが、今年は趣向を変えて「番ねずみのヤカちゃん」にしてみました。これは前園長の得意ネタだったのですが、私も実はうろ覚えで「確か図書コーナーにあったはず…」と探してみたら、ありました!でもかなりの厚み。全てを話したら、足が痺れてしまいそうです。
 そう、「足が痺れるかどうか」は、お話を選ぶ上で大切な視点なのです。特に年少組にとっては、お寺の本堂自体が初めての空間である子も多いはず。「暗くて怖かったよ〜、足が痺れたよ〜」という第一印象を持たせてはいけないのです!!
 実際昨年までの「ハンカチ売り」も、同じ価値観で選んだ話です。「お御堂?面白かったよ。また行きたいなぁ」という感想のために、内容を組んでいます。「次への期待を繋いだ終わり方をする」ということですね。
 お寺っぽい、「教訓を含んだ話」は、まだ先のこと。「嘘をついてはいけないよね」「欲張ったらダメだよね」程度ですが、きっちり話に入れていきたいと思いますので、お楽しみに。