卒園式だ おめでとう

 今日は卒園式。雨のうえに何だか寒いですけれど、園内は暖かい雰囲気と空気が流れていました。
 朝のお御堂参りでは、保護者の方と一緒にお祈りをしてもらいました。「明るく・正しく・仲良く」の話をして、「What何をするか?よりも、Howどのようにするか?が大切なんですね」ということをお伝えしました…大人の方には。
 それがあってか、式でのお話も、坊さんっぽい匂いがしたかと思います。「仲良くっていうのは、だれか一人が言い出したら残りは異を唱えないという事ではないよ。せめぎ合って・折り合って・一緒にやっていくことだよ」という話をしました。「きっと、君たちの担任の先生がやってきたようにね」…そして、君たちのご両親もね。
 そして、これまた以前どこかで書いた覚えがあるのですが、「私達が協力しなければならないのは、自然の力に対応するため」という話しもしました。実際具体的には「他の動物に対抗する」という事だったのだろうとは思うのですが、この日本の特殊性として「自然の豊かさと、その裏返しとしての自然災害」の話もしました。「イザという時こそ、力を合わせるんだよ」と。今年卒園の子は、もう震災後の生まれです。経験としてはなくても、自然の力については、「知っている私達」が伝えていかなければならないのだと思います。
 手放しの「おめでとう」を言っても良い日なのだろうとは思うのですが、老婆心だか何だか、「幸せになるために知っておくべきこと」であろうと思い、話させて頂きました。
 私は現在、主に3つの「現場」があるのだろうと認識しています。一つは幼稚園。一つはネット。一つはお寺。実はこれら、出会う人たち年代が異なるのです。かつ、あまり重ならない。それらを行ったり来たりしながら、色んな人と話をしていることが、今の私の強みではないかと考えています。年代によって考え方に開きのある分野もある。年代によらず共通した価値観もある。ある方向に向かって、人の価値観が変わりつつあることも感じる。いろんなことを考え・感じながら、これからも柔軟に幼稚園を運営していこうと思います。
 子ども達、卒園おめでとう。保護者の皆様、ありがとうございました。みんなが幸せになりますように。