歩いていく

 今日は年度初めての「お御堂参り」でした。こちらも「上の学年の子を見る」ことに意味を感じているので、「全体を2つに割って縦割りでの参加」を考えていたのですが、緊急事態宣言が発出されてしまったので、対応として「学年ごとの入れ替え」としました。
 窓をあけ、扉も開けているといろんな音が飛び込んできます。年中さんと年長さんでは「耳をすましてごらん」と、しばらく聞く時間を設けてみました。滝の水の音、工事の音、カラスの鳴き声…「自分が静かになると、意外とたくさんの音が聞こえてくる」ことを体験してもらいました。

 話としては、年中さんと年長さんは定番の「スカーフ売りの男の子」にしたのですが、年少さんは様子を見て、短く「園内の葉っぱの紹介」にとどめました。新緑がとてもきれいな季節ですが、木によってそれぞれ葉っぱの形が異なることに注目して欲しかったのです。また、ツツジの葉は触ると特徴があります。「触ってみると柔らかい毛が生えているよ、ツルツルしているのと違うよ」と伝えました。「新緑」と一まとめにすることもできるのですが、せっかく身近にあるのですから五感でしっかり認識してほしかったのです。どう受け取ったか…。

 さて、お御堂へ行くというのは、具体的に「歩く」活動でもあります。園内で交通の危険は殆どないものの、入園して1ヶ月足らずの子たちが「クラスみんなで歩いていく」のはなかなか大変なことなのです。年中組さん以降はは間隔が多少空いてしまっても戻れるのですが、年少さんですと自分の興味に惹かれてよそ見寄り道…にもなりやすいのです。今日は各クラス3人ほどの先生が一緒に歩いてくれました。
 見ていると靴の脱ぎ履きも一生懸命。「せっかく履いたのに、100m歩いて脱ぐのか…」と思う子はいないでしょうが、1日に何度も行うことです。繰り返していくうちに洗練されてくれるといいなぁと思いました。がんばって。