春の遠足
とても強い風の中、無事に遠足ができまして安心しています。自然の中で大いに体を動かし、その心地よさを感じるとともに、様々な草花の繊細さ、特徴に触れてほしいというのが、春の遠足の大きな目標です。そしてそのために、子どもたちは数日前、それぞれの「おもちゃ」を作りました。道ばたに石ころ1つ落ちているだけで、「歩く」を「石蹴り遊び」に変えてしまうのが子どもです。増してや自然と遊ぶ道具を持っていった訳ですから、もう本当に汗だくになって遊びました。 この汗だく、汗の出る体というのは、3才までの環境に左右されると言われています。つまり、それまでに「汗を出す必要のある環境」に居ることで、汗腺が発達し、「暑ければ汗の出る」体になるのだそうです。そうならないと、逆に熱がこもりやすい体になってしまい、気持ちの面でもイライラがまりやすくなる可能性が言われています。暑い中へ元気に飛び出して遊び、汗をかいてすっきりする。体も、そして心もそんな子に育ってほしいと思います。