君も木を植えるといい
今日は、年内最後のぱたぽん「お話会」でした。先週はサイエンスショーを入れてしまったので一週間ずれたのですが、いつもと変わらぬメンバーが集まってくれて、嬉しかったです。
さて、今日は『木はいいなあ』を読みました。木陰を作ってくれたり、台風から家を守ってくれる。果実の惠みをもたらしてくれる。葉っぱで遊ぶこともできる。でも、そんな淡々とした進行が、がらっと変わります。
「君も木を植えるといい」。グッときました。そこまでずっと、主人公より大きな物として描かれてきたものを、「きみ」が「植える」ことができる。何だか感無量というほど(オカシイ?)です。「君も木を植えることができる。君も木を植えることができる。」ものすごく、響く言葉でした。
実はこの本、例の(?)高校時代の友達、の彼女が選んでくれたそうです。何を思って選んでくれたのか、それは定かではありませんが、何か小さな子たちへ伝えたいことがあっての事と思います。
読み終わって、思わず子ども達に聞きました。「みんなは、何を植えたい?」即答はありませんでしたが、きっと、その場にいたお母さん方は、何か感じ取って下さったことと思います。君たちの為した何事かが、いつか誰かに惠みをもたらす。
4月から始まった27年度も、もう12月を迎えました。今日は比較的、長いお話が多かった(NPO”ぱたぽん”の由来も!)ように思います。でも。「それを聞ける子達」に成長したな、とNPOの方と喜びを分かちました。