メディアミックス成道会!?長文すみません

先ほど、成道会が終わりました。かなり抽象度の高い会ですので「子どもにピンと来るか?」は少し控え、恒例の「正しく・明るく・仲良く」でお話をしました。と言っても「覚りの内容はこの3つである」というのは簡単過ぎるという印象を与えることもあります。

仏教の根本命題は「生・老・病・死という4つの苦しみからどう逃れるか」であります。つまり、「お覚り」とは、その命題に対しての回答であります。 どう繋がるのでしょうか?またこれは日本仏教特有の解釈なのでしょうか?

まず後者ですが、仏教が他の「宗教」と一線を画す所として、「自分に一番フィットする考え方を軸にせよ」というのがあります。涅槃会で出てくる「自灯明」です。対機説法という言葉がありますが、これは即ちお釈迦様の教えはオーダーメードだという事です。プレタポルテでこちらを合わせるのではなく、自分に都合の良いものを選べと(お釈迦様の教え以外からは選べない所が味噌です。まぁ84,000通りあるのですから、それを知るだけでも大仕事ですが)。人間のバリエーションはそんなに多く必要ありません。84,000で足りないとしたら、その人は他者から全く学べない人という事になります。という事で、「日本独自=原始仏教と異なる」という難癖をつける方がたまに居ますが、そんな客観的な話ではないのです仏教は。「だから日本仏教は信用ならないんだ」という事であれば、どうぞ他を当たっていただければと思います(その結論に至るまで、日本仏教を勉強してくださったならば、望外の幸せです)。

さて、それでは「正しく・明るく・仲良く」が「生・老・病・死」の回答になるのかについて、次に考えます。