イメージと現物

 いよいよお買い物ごっこが来週と迫り、作業日もあと2日だけとなりました。年少さんへ見に行ったら、何ともリアルな食べ物ができているではありませんか。この辺りは、先生の「この子たちであれば、こういった素材や道具なら使いやすいだろう」という目利きが重要だと思うのですが、この直線と自由な線のダイナミックさが年少さんに丁度良いのだろう、と感じました。
 さて、このクラスの店は某ショッピングモールの名が冠されています。ただ、お買い物ごっこにおいては「イメージを膨らませる」ことを重視するので、「余りにも本当にあるものを模する」のは如何なものかと思うのです。「本当の○○に、これはないよ」とか「本物の○○は、こんな色じゃないよ」になると詰まらないなぁ、と。過去には実際「フライドポテトを作ったら、ほぼ全員が赤い入れ物を作り、同じマークを描いていた」ということがあり、園長にはむしろその統一かされたイメージが恐ろしいほどであったので、固有名詞がつくお店は避けていたのです。

 ただ、今回担任から提案があった時に、「その方が、小さい子にはイメージを持ちやすいかな」ということでゴーサインを出しました。果たしてそれがイメージの制約になるか…?大丈夫だったようです。
 写真のアンパン○○(らしき)パン、現実の○クドにはありません。子ども達の「こんなパンが好き!」という気持ちが、「本物は…!」という縛りを振り切ったのでしょうね。ということで、良かった良かった。