明照幼稚園

見ていて飽きない

5月 30th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (見ていて飽きない はコメントを受け付けていません。)
 ところ…それは、砂場です。もちろん「誰もいない砂場」ではなく、「子ども達の遊んでいる砂場」。最近は気温が高くなってきたこともあり、年少さんもかなり砂場に出てくるようになりました。そして、早くも「富士山」…大物を作ったりしています。活動としてはシンプルですが、「みんなで作り上げたんだ!やったー」と評価するには格好の作品。ウキウキして終えることができました。
 そして更に年長さんが手を加え…というか水を流して川や湖を作ったりしました。「もっと水ちょうだい」とか、やり取り?役割分担?の姿も見られます。
 今日は年少さんが一クラスでまるまる砂場を使っていました。一人一人の関わり方や関心の焦点は異なっています。つまり厳密に言えば、みんな違う遊びをしている。けれど許容してくれるというか一緒にいられる。「学校」という括りの中にありながら、「各々の好きなことができる」。砂場ってありがたいですね。

女王様です

5月 29th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (女王様です はコメントを受け付けていません。)
 何だか湿気が高くなってきました。子ども達も少しお疲れ気味かも知れません。そんな中、玄関の絵が架け替わりました。「ユリの女王」と呼ばれる、カサブランカです。
 今回も、文京区の「ボタニカルアート・はなの会」からお借りしております。花言葉は「祝福」「純粋」など。クリスマスローズのように長く開いている花ではないのですが、何とも気品のある、美しい花ですね。
 また、何と「母親になった女性の、神聖な美しさ」というのもあるそうです。お母さん方の子どもに向ける愛情や一生懸命さには、いつも心を打たれます。まこと「有り難いこと」です。母の日は過ぎてしまいましたが、昔から「育児をする女性」の美しさをきちんと認め、この花に託しているのは感慨深いものです。
今度玄関でご覧になったら、「私の花なのね」と思って見て下さい。

好きが高じて

5月 28th, 2018 | Posted by Sato in 保育論 | 日々の姿 - (好きが高じて はコメントを受け付けていません。)

freedesignfile.com

 今日は曇天でしたが、無事にお御堂参りをすることができました。お話は「絵から抜け出た馬」。これも中々示唆に富んでいると感じました。
 焦点は小僧さんなのですが、「お経の勉強はやらないで、暇さえあれば好きな絵を描いていました」というのですから、現代も同じ…ような光景は見られますね。和尚さんに見つかっても、やめない。するとそのうち上手になるわけです。
 馬の足跡は、小僧さんの部屋まで続いていました。不審に思った村人や和尚さんに問い詰められて、ついに「絵を描いていた」ことを明かします。
 その後の展開が、救われます。「そんなに好きで上手ならば、絵を描いて周りの人に差し上げなさい。いいものなら、みんな喜んでくれますよ」と終わるのです。麦のことは、取りあえず不問。お経の練習をしなかったことも、取りあえず不問。自分の才能を活かしたことをやり、周りに喜んでもらう。ああ、いい展開です。
 私の知人の中でも、「この子は芸術関係が好き・得意」ということで、いろんな稽古もして、コンクールに出たりして…。でも「やっぱり勉強(も)させます」と、どこかで「勉強できます!」コースにシフトしていく子は多いようです。まぁ、それが現代いちばん堅実なルートだとは思うのですがね。
 件の小僧さんが、その後どうなったのか…お経ができずに放り出されたか、お寺を捨てて絵の道に進んだのか、はたまた「絵を描く坊さん」として生きていったか、…分かりません。分かりませんけれど。
 私としては、「絵を描く坊さん」が一番いいな、と思います。坊さんというのは、実は幅広い活動ができるのですから。「お経を読んでいる」だけが坊主ではないのです。

年少体操開始です

5月 18th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (年少体操開始です はコメントを受け付けていません。)
 今日から年少組の体操が始まりました。新しい体操服を着ると、気持ちもグッと盛り上がるようです。稀に「体操は苦手なんです」と聞くことはあるのですが、実に「苦手も得意もない」のが幼児です。「好き・嫌い」にしても大抵のことはないと思います。「青も好き・赤も好き」というのが子どもの姿だと思います…ナチュラルには。
 ともあれ、今日子ども達が行っていた種目について紹介します。もしかすると、お家でも楽しめるものがあるかも知れません。どの「種目」も、「できると嬉しい」ものです。体を思う存分動かすのは、快感ですよ。

その手があったか

5月 16th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (その手があったか はコメントを受け付けていません。)
 昨日から、幼稚園の「お花探しゲーム」が始まっています。今年は年少さんも反応がよくて、既に延べ人数で100人を超える子ども達が楽しんでいます。
 これを最初に思いついたのは…まだ副園長の頃ですから、もう10年以上昔です。最初はハンコのスペースのみで、「どんな花であるか」という写真は、都度都度先生の所のボードを見に来なければなりませんでした。
 それが、参加者増に伴い(あるいは大人の省力…合理化に伴い)段々と変化して、今の形になったのは3年ほど前でしょうか。以前は3日くらい前から準備していたのが、今では前日からの準備で充分行う事ができます。
 そして、トータル何回やってきたのか…その中で、「子どもにとって、こんな意味があるんだな」というのは色々と発見してきました。
 その一つが、この写真です。「教え合う・相談する」ということ。「さぁ、相談しましょう」とは言いませんでしたが、いつの間にか「知ってる?」「うん」とか「一緒に探そうよ」とか、「共に課題を解決する」姿です。もちろん禁じ手ではなく、むしろ「その手があったか!」の一つです。
 先日のNHKスペシャルでもやっていました。「脳の容量が大きく、体格もよいネアンデルタール人よりも、大きな群れを作って協力したサピエンスの方が生きのびている」と。そう思うと、この写真も「極めて人間らしい」ものだなぁ、と感じます。そんなシーンに出会えるゲームを始められたこと・続けられたこと。有り難いですね。

園内だけど「行ってきます」

5月 15th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (園内だけど「行ってきます」 はコメントを受け付けていません。)
 今日は、年度はじめての「縦割り保育」を行いました。クラスのメンバーを7つに分けて、それぞれ移動していきます。その先で何が起きるのか?は各クラスの先生方によります。共通な「朝の会」も行いますが、メインの活動はバリエーションに富んだものでした。
 ただ…どのクラスでも共通した要素はあります。「触れあい」があったのです。手を繋ぐとか「お尻でドン」とか踊るとか。この5月に「全学年の子どもが楽しめる活動」というのはちょっと難問です。体の大きさも差がありますし、言葉の理解にしても使用にしても、かなり開きがあります。
 ということで、「クラスのみんなで同じ事をしなかった」一日でありました。その分、戻ってきてからお互い報告が賑やかでした。手振り口ぶりで伝えるのですが、結構大変だったようです。その「伝達」自体も遊びなんだろうと思いますが…
 ですので、お子さんの「今日ね…!」は、普段にも増して理解しにくいかも知れません。「今までのベースを離れて、ちょっと冒険して来たのだから、その分の興奮はあるわね」と捉えてあげてください。

妨げないように

5月 8th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (妨げないように はコメントを受け付けていません。)
 今日は畑に苗を植えました。「とにかく急いで」というジャガイモから約1か月。年少さんもみんなでやってきました。今年も、お寺の庭師の方にお手伝いいただき、学年に応じて「自分達で植える」を行いました。見ていて危なっかしい所もあります(収穫できなかったら残念ですし)けれど、「手で土を掘る・手で持って植え付ける」など、何とか「全員が関わる」ことができました。
 庭師さんは元々お百姓さんの出でいらして、多分「ああ…もう少し…なのに…」と感じることも多かったと想像するのですが、「子どもにさせる」という趣旨をご理解くださり、じっと見守って下さいました。
 それから水やりや土寄せについて教えて頂きました。私も何年か聞いてきたのですが、「つまり、野菜の育ちを妨げないようにする」と思いました。「水のやりすぎは根の呼吸を阻害する。周りを踏み固めると根の張りを阻害する」という訳です。
 特に「水のやりすぎが何故いけないのか」は子どもには分かりづらいと思いますが、とても納得いくことでした。今後水やりが始まると、放課後に水やりをしたがる子が多く出てくると思います。姿を見かけたら、声をかけてあげてくださいね。「みんなも、ご飯を食べ過ぎると苦しくなってしまうでしょう」と。

ここから始める

5月 7th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (ここから始める はコメントを受け付けていません。)
 今日は連休明け。年少さんを中心に、改めて「離れがたい〜」シーンも見られました。でも、暫くすれば気持ちを切り替えて笑顔になるのも子ども。「今泣いたカラスがもう笑う」は、意識しないまでも「生きる知恵」のひとつのような気がします。
 さて、月曜日ということで「お御堂参り」も行いました。定番の「花咲か爺さん」です。犬が死んでしまったりという暴力シーンもあるのですが、子ども達が知っている話の方が、落ち着いて聞けるかな?と思って選びました。まぁ完全に勧善懲悪の話ですね。「人の物を横取りして、なお傷つけて返す」なんて、擁護の余地がありません。
 ところで、子ども達にも聞いておいたのですが、園長は分からないことがあります。「犬の名前は、ポチなのかシロなのか?」昔は「裏の畑でポチが鳴く〜」と歌っていたような記憶もあって…。ですから、もし子どもが尋ねてきたら、何らか答えてあげていただきたいと思います。
 そして、写真は年長さん。今日は朝顔のプランターを準備するということで、用土を運んでいました。「船頭多くして〜」を感じないこともないのですが、御神輿にも似て(?)、重い物を運ぶのは楽しいようですよ。「さすが!力持ちね」と、先生の声がけも当を得たものです。
 「朝顔の栽培」という活動は、どこから始まるのか。いろんな考え方や方法はあると思います。大切なのは「私たちとしては、ここから始めます。こういう意図があり、こういう姿を期待しているので」というストーリーではないかと思います。食育で「お店に材料を買いに行く」ということもあり得るのですから、色んな要素を入れて良いのだろうと思います。それこそが「総合的な活動」という訳です。

一人でできるよ

5月 1st, 2018 | Posted by Sato in 保育論 | 日々の姿 - (一人でできるよ はコメントを受け付けていません。)
 今日から、年少組さんもお弁当が始まりました。つまり、短縮期間を終えて「通常保育」ということになります。たんぽぽぐみ時代に「お弁当持参」のことはありましたが、これからは「準備から片付けまで、自分でできることは自分で」という志向になります。
 全クラスの様子を見に行ったのですが、食べる事に関心のある子が多いようで、意欲的に食べている子が多かったです。…実際、「充分お腹が減っているか?」が、かなり大きな要素です。「お弁当は、なるべく食べきる」というのが方針ですが、それをどう実現していくか?は私達にとっても試行錯誤です。
「トイレでの成功」にも似て、「できたね!」という小さな成功体験から始めることが大切なのだろうと思います。だから、「ほんのチョット」でも「時間が掛かった」でも「お喋りしながら」でも「食べたよ〜」「はい、よかったね」というやり取りにもっていく…。この時期の先生方(そしてご家庭)の忍耐力は、そりゃ凄いものだと頭が下がります。もちろん長い時間をかけて食習慣ができていくのですが、「嫌いだから食べない」は、ちょっと寂しいな…と思うのです。それが本当に嫌いであっても。食に対する態度は、自分の身体をどう労るか、にも関わります。自分の身体を大切にする一つの側面として、食育は取り組んで欲しいと思います。

乾燥室が稼働中

4月 25th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (乾燥室が稼働中 はコメントを受け付けていません。)
 今朝は大変な雨でしたね。雨の量も多かったけれど風まで強くて、登園するのがかなり難儀だったのではないでしょうか。
 ですので、普段の「おはようございます」には「雨の中をご苦労様」という気持ちをのせてみました。傘越しではあったけれど、幾分かでも気持ちが伝わるといいなーと思います。
 ああ、「気持ちと言葉=形と心」については、いつかまた触れたいと思います。
 今日面白かったのは、園内にズラリとレインコートを干してあったことです。カラフルで、スキー民宿の乾燥室のようです。あの雨の中、一生懸命に歩いてきたんだろうな。頑張ったんだろうな。そう思いました。
 それを受けてか、年少さんのあるクラスは、ホールで体を動かして遊んだようです。元気な歓声が響いていました。たくさん体を動かして、少しはスッキリしたかしら。

東京管区気象台HPより引用。

 そういえば…と思って「東京の晴天率」を調べてみました(東京管区気象台ホームページ)。約30年間の統計で「晴れは50%以下、雨は35%程度」とのことで、けっこう雨降る時期なのですね。二十四節季でも「穀雨」で、丁度植物が芽を出す頃です。畑のジャガイモ、どうかなぁ…。