令和3(2021)年度、教諭の求人(有資格者・常勤・若干名)があります。


「子どもの育ち」に正面から取り組む幼稚園でありたい。
 幼稚園の見方はいろいろあると思いますが、一番大切なのは、「子どもにとってどんな体験があり、どんな育ちがあるのか?」ではないでしょうか。
 子ども達が学ぶこと=「こうすればいい!」は、やってみて・失敗したりもして・繰り返して・得られるものだと思います。つまり「試行錯誤」が、子どもにとって「遊び」の本質なのだろうと思います。
 このことは、実は大人にも・保育そのものにも当てはまるのではないでしょうか?

 幼稚園には池があります。そして、周りを柵で囲って…いないのです。当然、落ちる子がいます。「落ちたら危ないじゃないか!」という考えもあるでしょう。けれど「落ちたら起き上がり、洗濯して、体をきれいに拭けばいい」という経験と学びの場とすることもできるのです。
 幼稚園では「大掃除」の日があります。これもまた「遊び」と捉えてよいと思います。雑巾掛けで競争したり、「お母さんごっこ」の一つだったり、「ほこり探しゲーム」だったり。長時間の「お仕事」はできませんが、「どうやったら上手に絞れるかな?」「どう分担すればいいかな?」も試行錯誤のよい材料です。

 お寺の幼稚園として始まりましたので「お参り」があります。園長が昔話をします。
2匹のキツネが、大小差のあるおにぎりをめぐって口論しています。兄キツネは「ボクは大きいから大きい方を食べる」。弟は「ボクは大きくならなきゃならないから、大きい方を食べる。」そこへ猿がやって来て、「同じ大きさにすればいいんだよ。大きい方を食べてあげる」と言って「あ、食べ過ぎちゃった。今度はこっちを…」と言いながら、結局は全部食べてしまうお話があります。
 お話が終わってから、子ども達に訊ねてみました。「どっちが大きい方を食べたらいいんだろうね?」
 私としても、「正解」を示す事はできません。幼稚園では、なるべく「正解のあること」の正解は伝えようと思います。しかし同時に、「正解のない問いもあるよ」ということ自体は伝えておきたいと考えています。

 先日、おかいものごっこがありました。一度の「おかいもの」タイムが一時間。お客がいない時間帯も、何とか自分の店を守らなきゃなりません。呼び込みに行く子もいました。「休憩」と言っている子もいました。値段交渉している子もいました。誰もが精一杯、時間いっぱいに「おかいものごっこ」を楽しんでいました。

 道具の使い方、挨拶、体を器用に扱うこと、言葉。そんな「使う物」はしっかりと伝えた上で、「それらを使いこなす自由」を、試行錯誤の中で獲得していく。その姿は園長から見ても頼もしく逞しく感じます。
 「失敗しても大したことはない」と受け止める。自分の失敗を認めるということは、自分の可能性を信じるということでもあると思うのです。

 こんなことを考えている園長です。

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名称明照幼稚園(めいしょうようちえん) 昭和39年認可
設置者学校法人明照学園 理事長 佐藤良純
所在地文京区小石川4−12−8
電話03(3811)1306
園児数定員210名 職員15名
実数 2歳児親子クラス 54組
   3歳児 3クラス 57名
   4歳児 2クラス 37名
   5歳児 2クラス 54名
   合 計 148名
代表者園長 佐藤良文(さとうりょうぶん)
その他送迎バス(なし) 環境(住宅地) 宗教(仏教ー浄土宗)


採用人数教諭2名(雇用期間の定めなし)
勤務条件自宅・自宅外は不問
必要資格幼稚園教諭(1種・2種) また保育士資格は「あれば望ましい」です。
勤務時間月〜金曜日 午前8:30〜16:30(朝礼〜終礼)
※具体的にはお問い合わせ下さい。変形時間労働制です。
休日日曜・祝日・土曜(行事日除く)
夏・冬・春期休暇(出勤日あり)
初任給お手数ですが、お問い合わせ下さい
保険私学共済・雇用保険・東京都私学財団(退職金)
ひとこと3年以上はやってみましょう。面白くなるのはそれからです。
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