明照幼稚園

論争!

12月 9th, 2014 | Posted by Sato in - (0 Comments)
 「本」というカテゴリもおかしいのですが…。
 さっき、「第2図書コーナー」(いつのまにできたのでしょうか?)で、子ども達が本を…新書を…開いていました。エッと思って見ると、またタイトルが『論争・少子化日本』という、たまげたタイトル。トナリの子は、『子どもの現在と未来』。やはり新書です。びっくり。
 もちろん、大人の真似をして「読んでるふり」なのでしょうけれど、きっといくつかの字は拾うことができると思います。「大人みたい〜」なのが嬉しいんだろうな、と思いました。図書コーナーの「大人むけエリア」から持って来たのでしょう。
 そう言えば、昨日は男の子が『体育 いい授業わるい授業(1年生)』を読んでいました。というかページをめくっていました。
 幼稚園にいくら本があっても、実は、それだけではあまり効果ないのだろうと思います。それより家に本があり、大人が本を読んでいる姿を日常的に見ていることの方が、ずっと大切なのだろうと。「本を読みなさい」と言う当人が読んでないのではね。そりゃ昨日の「お題目」に過ぎないわけですよ。
 ともあれ、本に親しみを持っている、そして大人の本も読みたいと思っている子ども達。『エルマーのぼうけん』あたりは充分いけるのではないかしら。

絵本を通して

5月 14th, 2014 | Posted by Sato in | 行事 - (0 Comments)
 本年度第一回の「おはなしぱたぽん・お話会」が開かれました。最大時26名もの子どもが集まってくれ(主催者発表)、楽しい時間を過ごすことができました。写真で園長が読み聞かせしているのは『999ひきのきょうだいのおとうと』です。この時期にしては長い話かと思ったのですけれど、年長さんが多かったこともあり、なるべく演出を入れて読んでみました。違う種どうしの交流は、自然界では滅多にありませんが、幼稚園における「異年齢交流」にも似て、物語として成立していました。
 絵本の物語を通じて「小さな者への思いやり」や勇気、親が子どもを思う心などが伝わったと思います。
 もう1つの視点として、この本じつは園長の友達が寄贈してくれたものです。いつか書いたこともありますが、高校時代の友達で、卒業以来30年近くになるというのに、今でも交流があるのです。高校3年間の10倍もお付き合いしているのですから、不思議なものです。
 高校当時から「僕は将来、園長になる」と話していたのですが、実際になってから、「子ども達に世界を、世の中を知る手がかりとして本を送りたい」という申し出をもらい、今に至っています。彼の仕事は子どもとは関わりがないのですが、こうして子ども達に繋がっていること自体が、きっと「彼の世界の広がり」にもなっていると思います。

戯れに、100マス計算など

10月 24th, 2013 | Posted by Sato in - (0 Comments)
 どこに分類するか迷ったのですが、幼稚園とか幼児教育に関係ないので、カテゴリは「本」にしました。我が子が計算に取り組んでいて、100マス計算を学校ではやるようなのですが、どうせなら私も勝負!とばかりにワークブックはないかと探してみました。
 そうしたら、今はないんですね。店員さんに聞いても、「そういえば最近は見ないですねぇ、今は取り扱っていないです」とのこと。だったら作ってみよう!とエクセルの関数を使ってシートを作りました。
 イヤ面白い。ファイルを開く時にはもちろん、何か少し作業をすると(セルの幅を変えても)乱数が再度生成されて新しいシートになります。これだけ簡単に作れるなら、そりゃ本にはできないです。開発者の先生に敬意を払いつつ、公開します。
100マス計算シートはこちら。

どうぞお楽しみ下さいませ。小学生以上ですが。
もし".zip"ファイルが開けないようでしたら、こちらからダウンロードしてください。
ダウンロードされファイルは、「ダウンロード」フォルダ、あるいはデスクトップに入っていると思います。

本を強くする

5月 13th, 2013 | Posted by admin in - (0 Comments)
 本と言っても内容の紹介ではないのですが…パート2。●今日は、業者さんに来て頂いて、「本の強化」をしています。残念ながら幼稚園の本というのは、家庭よりも寿命が短いことが多いのです。それだけ子ども達が頻繁に読む(そして、読む以外の遊び方をしている子もいる…)からです。そこで、図書館などでも行われている「カバー掛け」をしてもらっているのです。思えば結構な量があります。今日は図書コーナーから始まり、明日いっぱいには全クラスの本について終わるだろう、との事。●ちょっと見学させていただいたのですが、その手際の良さに見とれます。丁寧かつスピーディーです。単純作業と侮るなかれ、ですね。専用の機械にも男子としては惹かれるところ。色々聞きたくなるのです(そして、スイッチを入れたくなるのです)が、邪魔にならないよう拝見させていただきました。●ともあれ、これで本の寿命がかなり延びることが期待できます。たくさんの子ども達に本に親しんで欲しいと思います。

会ったことはなくても

5月 2nd, 2013 | Posted by admin in - (0 Comments)
本の直接の紹介ではないのですが…。 幼稚園の図書コーナーには、ちょっと特別な本があるのです。それは、園長の友達が「子ども達のために」と寄贈してくれた本です。年に何回か、送ってきてくれますが、全部で30冊近くになりました。彼とは高校時代、3年間だけ一緒だったのですが、気がつけば細く長い付き合いで、もう30年にもなります。 それぞれの人生を過ごす中で、彼自身に子どもはいないのですが、「子どものために、できること」と考えてくれたのです。 彼と子ども達は、直接会ったことはありません。しかし、彼の選んだ本を読むとき、彼の願いや想いの一端が、子ども達に伝わっていくことを想像すると、その役に立てている私まで、何だか嬉しくなります。

夫は○と思いなさい。って…

11月 9th, 2012 | Posted by admin in - (0 Comments)
幼稚園でも小学生対象に、火曜日行っている「はなまる学習会」。その主宰者である、高濱先生の著書です。文京区私立幼稚園PTA連合会でも以前お話いただいたことがありますが、「講演会に行かれない方のために」というスタートで書かれたのが、この本のようです。 いやー面白い。語り口とかジェスチャーは入っていませんが、講演会の時よりも具体例が多く、非常に楽しめました。「はなまる」の宣伝をするつもりはないのですが、「ああ、この本で少し楽になるお母さん・お父さんもいるだろうなぁ」と感じます。 振り返れば、2000年の宮川俊彦先生『ダディ・ストレス』の頃から、家族とか夫婦について色々心配というか考えていたんだな、と改めて気づかされます。もちろん、自分が渦中にあることも含めてですけれど。そういえば『夫が一番ストレスです』という本もあったっけ。でも、その辺りが統合されてきたのが、脳科学の黒川さんや高濱先生なのかなぁという感じです。世の中の「性差を認めない、認めちゃいけない」的な風潮が邪魔をしていると思いますが、「ああ、男ってそんなものなのね」的な諦観(ていかん)が、行き詰まり(息詰まり)を楽にしてくれるのだと思います。 そういえば、仏教では家庭についての話もあります。「家では妻に実権を持たせるべし」とか。いずれにせよ、「他者理解が心の平穏を生む」ということでしょうか。納得とは違いますが、現実をそのまま受け止めるということですね。 あら…アマゾンで「家庭生活」部門で第1位になってます~。黒川さんとの対談とか、ないかなぁ。

そう団しよう、そうしよう。

10月 12th, 2012 | Posted by admin in - (0 Comments)
先日来、どうも夫婦を中心とした「家族」そのものへの視点関心というか、向き合うことができるようになってきました。 現場としては、私自身の家族がある訳ですが、「幼稚園が、子どもを育てるだけではなく、家族そのものが育っていく触媒になれないだろうか」というような問題意識です。そういうのがあると、本屋さんでも自然と関係するものが目にとまるのですね。先日ご紹介した団士郎先生の『家族力×相談力』が、なかなか面白かったです。先生は元々、不登校とか問題行動と言われる子どもの家族に関わってこられた方で、その経験から、家族にとっての危険なコース・黄色信号のようなものを読み取り、いくつかのストーリーと回避策を述べられています。「ウチも該当するんじゃないかな…」と、おっかなびっくりだったのですが、「これが黄色信号だよ」と示してもらった事で(そして、自分が納得したことで)、回避していこうという決意ができた気がします。 思うに、吉田先生の講演にしても、団先生の提案にしても、昔は近所のおじさんやおばさん、年老いた父母が諄々と諭していたことではないでしょうか。それが断絶して、今の苦しみが一つ増えているような気がします。ああだから、私も老後は「小うるさい爺さん」になり、死んだ後に「そういえば、昔から耳にたこができる位、言っていたなぁ」と思われたいです。「夕日、きれいだね」が伝わるまで800回ということを思い出せば、遥か長い道のりですけれど。

ソーシャルキャピタル論

9月 25th, 2012 | Posted by admin in - (0 Comments)
ご縁があって(著者の方が私の妹と同じ名前です)、佐藤純子『親こそがソーシャルキャピタル』を読んでいます。日本では馴染みがないですが、「プレイセンター(この名前だけでは何がなんだか;^^)参加者を中心」にまとめられた本です。プレイセンターは従来の日本の「子育て支援」とは方向性が全く違います。子育ての主体たる親を「お客さん・サービス受給者」と見てきたのが、今までの施策で一貫して行われてきたことです。給付金の類やサービスの拡充というのは、みんなそれですね。
 そうではなくて、「プレイセンターでの活動を通して、親が親として社会に供給する側に立つ」という図式を、ここでは試みています。イヤ本当に画期的です。私もいつか、こういった仕組みを提供できないかな~と漠然と思っているのですが(幼稚園としての枠ではないので、私としか言いようがないのです)、今までの「子育てをする人がお客さん・受益者」という見方・扱いに慣れてしまっている人・社会ではなかなか難儀なのだろうとは思います(だから、あまり多くないし、継続も難しいのでしょう)。
 ただ、著者の先生は板橋の学校でお勤めされているので、お話を伺う機会は作れそうな気がします。スグとは言えないけれど、「子育てそのものを社会がどう見るか・扱うか」についてはベストな仕組みである予感がしています。 まだまだ勉強中。

NHKスペシャル「女と男」

8月 23rd, 2012 | Posted by admin in - (0 Comments)
夏休みも残り僅かになってきました。もう少しすると、夏季施設開放の後半が始まります。まとまった時間があったので、以前買っておいたDVDを見てみました(放送は3年前のようです)。いやー、なかなか面白い。人間を生き物の中で捉え、その特殊性や「生きる目的」に合わせてどのように変化(進化)してきたか、その中で「女と男」という違いをどう活用してきたか(すべきなのか)、考えさせられました。◎中でも面白かったのは、アメリカの小学校での試み。読書をするのに、男子は自由な姿勢で、女子はきちんと座って、という区別をして指導していたのが印象的でした。◎というのは、幼稚園の図書コーナーでも、何となく「男女の違い故かな?」という姿を見るからです。これからは、もっと明確な視点を持って観察してみようっと。◎そんな事をはじめとして、なかなか示唆に富んだ内容でした。レンタルにはならないんでしょうけれど、機会がありましたらご試聴をおすすめします。 http://www.nhk.or.jp/special/onair/090111.html

家族の練習問題

8月 10th, 2012 | Posted by admin in - (0 Comments)
久しぶりに、本の紹介です。ふと出会ったこの本ですが、なかなかイイ問題がそろっています。それはつまり、究極的に「家族とは何か」を考えることに繋がっていると思うからです。私たちがふだん、子どもと接する時に基準にしているのは、案外「自分はこう育てられた!」という経験だけだったりします。もちろん、色んな本とか講演とかで勉強するのですが、それらを実践するのはなかなか難しい。それは「勉強の場」と「生活の場」という区切り意識が働いているからではないでしょうか。◎しかるに、ここに出てくる様々なエピソードは、それ自身は「他人の話」なのですが、掘り下がっていくテーマが深いので、「自分は、自分なら?」を否応なしに考えさせてくれる気がします。◎ということで、これとても気に入りましたので、何か保護者の皆さんにもご紹介できないかな…と準備しています。「暇だけど読む本が決まらない~」という方は、ぜひ手にとってどうぞ。団士郎『家族の練習問題』(講談社プラスアルファ文庫)です。