明照幼稚園

生で見る人形劇

12月 3rd, 2009 | Posted by admin in 保育論 - (0 Comments)
今日は、バザーの収益金から「人形劇団ひぽぽたあむ」さんにお越しいただき「かえるくんかえるくん」の上演をしていただきました。主催者の永野さんは人形劇の大ベテランで、教諭向けの講習会やワークショップも行っている方です。 その永野さんから、事前に『現代と教育』に投稿された原稿のコピーをいただきました。そこには、生舞台ならではの、子ども達の姿が生き生きと書かれていました。お話の起承転結で言えば「転」の場面。仲良くなった新しい友達が唐突に「帰る」と言い出します。その時の子どもの反応ー以下引用。 幼児だけの観劇のときは、身体をゆすったり、周りを見回したり客席中がゆさゆさ揺れる。一見、観ることに飽きたような空気になる。先生や親に関係の無い話をする子どもがいる。これは創り話なのだと確認しているのか。観るのが嫌なのだろうなあ、辛いのだろうなあと私は推測する。どうも幼児達は感情をそうやって表出し状況を受け入れようとするらしい。 (さらに…)

宮本算数教室

12月 2nd, 2009 | Posted by admin in 保育論 - (0 Comments)
最近、小学校との連携…といったことを考える機会が多くあります。具体的には、入学前検診があったり、我が子の小学校での出来事を聞いたり…がきっかけになっています。 そんな中で、「宮本算数教室」の話を聞きました。問題集もあるのですが、『強育論』という、理念の部分の著書もあり、なかなか重い問題提起をされていました。 「子どもが学ぶのは本能である。よい問題・チャレンジングな問題を与えて、学びたい本能に訴えかければ、子どもは自ら学んでいく。親がすべきは、その問題を探してくる事(見せること)であって、励ましたりさせたりする事ではない。問題が解けたご褒美は、もっと難しい問題。親は余計な事をしないのが一番」とまあ、私の解釈によるとこんな感じです。 (さらに…)
実はもう結構前に保護者の方からいただいた「卒業の言葉」の記録がある。それは、アメリカにある「日本語学校(補習校)」のもので、つまり「日本人だが現地校にかよう子が、日本語や日本文化を学ぶための学校(現実には、"日本人"でなくても通えます)」、その6年生が卒業の時に読んだ答辞である。日本国内とは恐らく比べものにならない程の「多様性」の中、自らの「依って立つ所=土台」を問われ、求めていった彼ら・彼女ら。また、その親御さんたち。きっと日本に居るのでは想像つかないような経験をされているのでしょう。こういった学校は、勿論数多くある訳ではありませんから、通うのも一苦労でしょう。答辞からもそれが覗えます。週1日の学校ですが、イコール現地校の「土曜日お休み」をそのまま充てているという事でもあります。現地校の上乗せでなく、恐らくアイデンティティ確立に寄与するための「学校」。日本の「週休2日制=土曜日休み」が塾に費やされている事が多い、という現状に比較して、学ぶべき姿勢であると思います。 (個人の方が情報をまとめています) http://joho.ironmannet.com/japanese/05.htm

いのちに触れる

9月 23rd, 2009 | Posted by admin in 保育論 - (0 Comments)
最近、石川県の「金森俊朗」先生の本を読んでいます。そこで先生が小学生たちに経験させたいのは、「生きることの原風景」だそうです。自らが生きる時に参照する風景。生き様の原点を持たせたい、という事のようです。普段生活している間は、「原点などというのは余り気にならない」のかも知れません。しかし、イザ何かが起きた時や、大きな決断をする時に、自分がどんな原点を持っているのか、はそれを決定づけると思います。「どっちでもイイけれど、どっちがベターなの?」を考える時にも。 そのために、子どもには本物を、真実を知っておく必要があるのではないか。それが先生の出発点になっていると思います。もちろん、先生自身の過去の体験と、そこから導かれる価値観も描かれています。 (さらに…)

宝物・タカラガイ

9月 5th, 2009 | Posted by admin in 保育論 - (0 Comments)
私にとっての夏休みは、家族と共に行った沖縄です。伊江島という、美ら海水族館の正面に見える小さな島へ、もう10年近く行っています。デパートもちろんなし、コンビニ2軒、信号5カ所ぐらい、という所ですが、とにかく海が綺麗。海岸が綺麗。島の最終日の朝は決まって、みんなで海岸線に「拾い物」に行きます。 今年の私のテーマは「タカラガイ」。小さい物なら、それこそ無数に落ちています。 殆どが白地に紫なのですが、一つずつ確かに色が違います。また時折、違う色のものを見つけます。それもまた楽しい。子ども達が知っている「間違い探し」で使った貝は、その時の収穫です。 「拾うだけ、集めるだけ」の遊びですが、大人も含めて結構楽しみました。かなり日焼けしましたけれどね。

ラッキー

7月 7th, 2009 | Posted by admin in 保育論 - (0 Comments)
もう何10年と、「ツイてる」とかそうでないとか、あまり気にしていなかったけれど、人間の運気には確かに波というか固まりがあるようで、良いスパイラルとか悪いサイクルというものが、やはりあると感じるようになってきました。 「どうにもならない!」とお互いギスギスしている時に、「仕方ない」と言うと、電話がかかってきて環境が変わり、セーフになってしまったり、モタモタしていて出かけるのが遅くなったら、うっかり忘れていた来客があったり。自分の力の及ばない所での変化によって助かると、本当に「ラッキー」と思います。 けれどもこれは、「これは本当に、ラッキーと言っていいことなのか?」という吟味を経てからでなければならないと思います。雨が降らなかったのはラッキー。だけれど電車で席を譲って貰ったのはラッキーではなく感謝すべき事。自分の周りが、言わずままに環境を作ってくれているのであれば、その事に気づかなければならないと思います。「たまたま」うまく行ったのか、「誰かの配慮のお陰で」うまくいったのか。それを見落としてはならないと思うのです。もしも、何でもかんでも「ラッキー」に見えていたら、その時はきっと「誰かへの感謝」を見落としている。そう自戒していかなければならないと思います。

お母さんからの詩

7月 5th, 2009 | Posted by admin in 保育論 - (0 Comments)
今日のお誕生日会で紹介させてもらった本は、私も最近知ったのですが、音楽の「エイベックス」グループで出しているもので、約10年前に活動が始まったそうです。私たち職員は、もちろんプロとして勉強・研究をしながら仕事として子ども達と関わっていますが、子どもの「人生に関わる」という事は、勉強ではすまない、個々の経験というものに立脚している部分が大きく、何事もよく知っていなければならないと思います。赤ちゃんが宿ったと知ったとき、胎動を感じたとき、出産が迫ったとき、産声を聞いたとき。1人ひとりの子どもが誕生した、その瞬間のお母さんの気持ちは、どんなものなのか。究極的には経験しなければ分からないのでしょうけれど、少しでもそれを知っていたい。ご本人にも想い出して欲しい。そんな思いでご紹介いたしました。 幼稚園でも、それぞれの子どもの門出…幼稚園への入園時の姿を原点として、1人ひとりの成長を見つめていきたいと思います。

文京区の保育政策

6月 18th, 2009 | Posted by admin in 保育論 - (0 Comments)
文京区の子育て支援政策にすこし係わっていることは、このブログにも書かせていただきましたが、どうもその中で気になることがあるので改めて指摘したいと思います。 それは、「子育て支援」とほとんど区別されない「保育所待機児の解消」です。区は余程この課題を解決したいらしく、「区立幼稚園に保育園と近い機能を持たせる」ことを考えているようです。今年度から始まった「区立幼稚園での延長保育」がそれで、区の会議では「その効果であろう、保育園の4・5歳児待機児が減った」と報告されていました。つまり保育園が一杯だから、幼稚園の保育時間を増やし、その溢れた部分の受け皿にしよう、という事のようです。しかも会議では「午後4時修了では早すぎる、もっと延長を」という意見が既に出ているのです。 (さらに…)

朝の挨拶 累計何回?

6月 5th, 2009 | Posted by admin in 保育論 - (0 Comments)
昨日・今日と曇り空が続いていますが、子ども達にとっても暑すぎず寒すぎずで、丁度いい気候と感じています。さて幼稚園では毎朝、園長にご挨拶してくれる子、保護者の方が大変多くて、とても有り難いことです。園長としては「今日も来てくれたね。会えて嬉しいよ」そんな思いで「お早うございます」と挨拶している積もりです。ほんの一瞬かも知れないけれど、「今日、園長先生に会えて嬉しかった」という思いを持って欲しいからです。 しかしタイミングが合わなかったり、私に都合があったりという事もあり、必ず全員とはできていないのが口惜しい現状です。 ふと、一年間で何回の挨拶をしているのかな、と思いました。2万回位でしょうか。いや…そんなに多くないでしょうね。 しかし、朝のお母さん同士や子ども同士の回数を考えたらどうでしょうか?100組が30組に挨拶したとしたら、140×30÷2で2100回の挨拶が交わされているということになります。 挨拶は、深く親しい仲ではなくとも「お互い様」の視線で見られる関係でなされるものではないかと思います。 ふーむ、もう少し考えてみたいテーマです。

ニーズ調査とは…

4月 21st, 2009 | Posted by admin in 保育論 - (0 Comments)
昨晩、文京区役所で、社会福祉協議会の「子ども部会」が開かれました。文京区の今後の子育てについて、方針を決めていこうという会です。それに先立ち、本年1月には事前の「ニーズ調査」が行われ、昨晩はその集計を戴きました。しかし開いていくと…ちょっと疑問な点が。 現在の子どもたちの状況を問う設問で、3歳~5歳の子どもの3割が「保育所にも、幼稚園にも通っていない。保育ママも利用していない」という結果なのです。文京区で?と疑問に思いました。早速おたずねし、次回までに他の資料と比較してくださるお約束をいただきました。設問が分かりにくかったのかも知れません。しかし現状把握が間違っていれば、その上の議論は砂上の楼閣。しっかり現実を示す資料にしていただきたいと思いました。 この会議は傍聴可能だそうですから、ご興味のある方はお越しになるのも良いかと思います(ただ、午後6時半からの始まりなので、それが大変だと思います)。ともあれ、子どもたちがワクワクし、親御さんたちが「子育てっていいな、楽しいな、幸せだな」と思ってもらえるような区政になるよう、微力ながらがんばっていきたいと思います。