明照幼稚園

自分の言葉で

12月 4th, 2017 | Posted by Sato in 行事 - (自分の言葉で はコメントを受け付けていません。)
 今日は成道会の集い。お釈迦様関係のものは、どうにも「お話中心」になりがちです。いろんな資料を見ても、「悪魔と戦いました」「お覚りを開きました」ということで、抽象的になるんですね。ビデオを見ていて子ども達は大受けでしたが、「飛んできた矢が地面に落ちて、花になってしまう」という所。悪魔が何度攻撃しても無駄…という文脈でした(詳しくは昨年度の記事もご覧下さい)。
 さて私が感激したのは、今日の司会の先生です。私からも「お釈迦様は、”人たちが幸せになるためには…?”と、ずっと考えたのです」とお話したのですが、それを受けて「先生も、幸せって何だろうなって考えてみたの。そうしたらね…」と、自分の価値観を語ってくれたのです。
 どこかで調べてきた事柄ではありません。自分の価値観を、自分の言葉で語った。「私にとっての幸せって、こういう事なのよ」と。これは素晴らしい事だと思います。
 「ありがとう、ごめんなさい。そんな言葉が自然とたくさん聞こえる時って、幸せじゃないかなって思います」というようなことを話してくれました。
 「幸せとは何か」は、「大人とは何か」に似て、「私としてはこう思う」を言い切った者勝ち、客観的ではなく主観で捉えていればよいものだと思います。そして彼女は、それができている。子ども達に伝わりそうな言葉を選んで、懸命に伝えている。「幼稚園のお便り作成ヒント」のような本でも、「私は〜、というメッセージを入れましょう」とあるのですが、当たり障りない表現に止めることなく、自分なりを表現した。自分の人生で学んできたことを伝えた。きっとクラスの子ども達も、自分のことをのびのびと表現できるように育っていると思います。ありがたし。

おかいものごっこ動画

11月 17th, 2017 | Posted by Sato in 日々の姿 | 行事 - (おかいものごっこ動画 はコメントを受け付けていません。)
 先日は、動画視聴につきまして、ご迷惑をおかけしました。この度改めてスペースを確保したので、動画を配信します。
 前回と同じ事ですが、
①子ども達のプライバシー保護にご配慮下さい。
②ファイル容量が大きいので、WifiかPCでのご試聴をお勧めします。
③視聴にはパスワードが必要です。
④ダウンロードはできません。
そして、
⑤子どもを褒めるネタに使って下さい。「子どもの育ちに繋がるもの」としての活用を考えて下さい。そうでなければ、公開する価値がないと考えております。

ことりぐみ
第1回中盤 第2回終盤
こばとぐみ
第1回中盤 第2回開始前
こりすぐみ
第1回中盤 第2回終盤
うめぐみ
第1回中盤 第2回中盤
たけぐみ
第1回開始直後(ほし)たけ(うめ)  第2回開始直後
つきぐみ
第1回中盤 第2回開始直後
ほしぐみ
第1回(たけ)ほし 第2回開始直後

手直し改善会議

11月 14th, 2017 | Posted by Sato in 日々の姿 | 行事 - (手直し改善会議 はコメントを受け付けていません。)
 今日は、全園的に「手直しデー」でした。昨日使った「商品」は、いったん各クラスに回収して、改めて木曜日の「第2回」に使用するのです。
 今回の「お買い物ごっこ」をデザインするにあたり、「製作の個数が多すぎるのではないか」という事があり、「持って帰らないで、2回使う」という選択をしました。子どもにとっては些か残念かも知れませんが、今日のような活動に繋がったことを思えば、悪くない選択だったと思います。
 ということで、各クラスで返却された作品の手直し、話し合いを経ての改善が行われました。年少さんでも、「作った物を元に戻す」ことができます。一から自分達で作った物ですからね。また、品物を一つ一つ検品して、担当の子へ分けていったり、「看板を作ろう」ということで色を考えてみたり、「靴を脱いでもらうんだから、靴袋を付けよう」とかいろいろいろいろ…。
 つまり大きく言って「試行錯誤の実施日」だったのだろうと思うのです。前回作った物が、一旦誰かの手に渡り、戻ってくるまでの過程で何かの問題が発生していたりする。1回目に行った時に感じたことを、次回までに改善する。その改善の内容も、イメージが共有されているので試行錯誤で定まっていく。
 ああ、何て面白いんでしょう。最近は「遊び込む」という言葉がよく使われますが、それはきっと、こういう姿、こういう試行錯誤なのだろうと思います。
 しかし同時に、これは「一年間のうち、この時期だから」可能なのだろう、と強く思います。色んな材料や道具のあることを知っている。基本的な使い方や注意を知っている。みんなで一緒に作業する時の注意点も知っている。今までの行事で流れを知っている。生活の中で、「お店って、こうなっている」を知っている。そういった積み重ねを総動員しているんだな…そう感じます。

 なお、本日の動画共有については多くの方にご迷惑をお掛けしまして、誠に申し訳ありません。無料のgoogledriveという所を使ったのですが、どうやら「再生は200回まで」と決められているようで、早くも午前中にはパンクしてしまった模様です。
 ですので、木曜日の第2回開催を経て、改めて園内の上映会を開こうと思います。すみません。…そして同時に、他のサービスを利用した公開の方法も探っていきます。私、そういうのは好きなんですよ。

新生おかいものごっこ

11月 13th, 2017 | Posted by Sato in 日々の姿 | 行事 - (新生おかいものごっこ はコメントを受け付けていません。)
 今日は第一回の「おかいものごっこ」。去年までの開催をご存じの方からは、「随分と変わったわね〜」という印象であろうと思います。
 かなり回数も重ねてきていたので、かなりの「枠」を取っ払いました。一つの部屋に沢山の屋台?が出店していたり、ショーや体験ものがあったり、「一人で一店」があったり…。実施も1時間以上で、もう全くの別物。我々も「どうなることか…?」とチャレンジングな一日でした。
 結果は大成功!だと胸を張って言えます。何より、子ども達の元気な声と笑顔がずっと園内を埋め尽くしていましたから。「自分達の力で」を最大限先生方が保証しつつ任せられそうな所は任せる。担任の先生がいない時間帯もありましたが、子ども達はしっかりお店を守り、やりとりを楽しんでいました。
 子ども達が「やりたい」と言うことは、原則「やってごらん」と勧める。何か起きても、自分で何とか処理する。この幼稚園で培ってきたことを、「自由」という畑にまいたら今日になった。そんな気がします。
 今回、園長はビデオを撮って回ったので、何らかの形で公開できるよう考えております。どうぞお楽しみに。

三枚のお札考

10月 30th, 2017 | Posted by Sato in 保育論 | 行事 - (三枚のお札考 はコメントを受け付けていません。)
 今日はお御堂参りで「銀杏が風で随分おちましたね」というお話をしました。先日、年少組の子が「拾いたい〜」との事で、慌ててトングを用意して集めて貰いました。
 朝、お母さんとの雑談の中で、「私が小学生の頃は、学校で拾って洗い、お手伝いをした子は食べられたんですよ」というお話を伺いました。実は今でも、お寺の裏では水に漬けた銀杏が沢山あります。銀杏については子ども達もよく知っていて、「剥くと殻があるんだよ」「中身は緑色なんだよ」と、知識を披露してくれました。
 さて今日は「三枚のお札」。「山姥が出てくるから、怖いと思ったら、お隣の子の手を握ってね。そうすれば多分大丈夫だから」と前振りをしておきましたが…大丈夫でしたね(笑)。
 お話としては皆さんよくご存じのものですが、私が気になったのは「結局、拾いに行った栗はどうしたの?」ということです。なので、そこはオリジナルで「一生懸命逃げてきたので、栗は落としてしまった。後日和尚さんと一緒に拾いに行きました」という結論にしました。
 元々のお話では触れられていないので、「そんなことは本筋と関係なく、どうでも良い」のでしょうけれど、空想遊びとして。命の一大事だというのに、「栗を惜しんだばかりに、山姥の家に戻った」り、「落としてしまった栗を拾っている間に捕まった」はあり得ないでしょうけれど、万が一「目先の事に目がくらんでしまって、優先順位を間違える」ことはイカン!と思ったのです。つまり避難訓練における「戻らない」ですな。
 昔話は、できるだけオリジナルで語るのが良いのだろう…とは思うのですが、時々現代の感覚で自由なツッコミを入れると面白い、ということです。きっと「読書へのアニマシオン」とか「宮川俊彦(とっちゃまん)先生」とか勉強していたのが、私のベースにあるのでしょう。
 今はまた、秋の花が大きなお池を彩っています。黄色いのはツワブキ、そして写真の可憐な花は「ホトトギス」と言います。なんでも「他の植物との競争に弱いため、鉢植えに向いている」そうですが、ウチでは他の植物に混ざって咲いています(植木屋さんの腕によるのかな?)。子ども達がとても関心を示したそうで、慌てて調べてみました。良かったらどうぞ、放課後にでもお越し下さい(戸は閉めて下さいね)。

焼き芋諸々御礼

10月 28th, 2017 | Posted by Sato in 行事 - (焼き芋諸々御礼 はコメントを受け付けていません。)
 去る26日、幼稚園で「焼き芋パーティー」を行いました。お陰様で青空の下、沢山の笑顔を見ることができました。
 いまの「石焼き方式」にしてから10年ほどだと思いますが、今回は前日の雨のゆえか、初期にたくさんの煙と臭いが出てしまいました。近隣の方々にはご迷惑をおかけし、誠に申し訳ありません。
 けれど、子ども達にとって「火の近くはとても熱い」、それを皮膚で感じ、管理されているとは言えガスとは違う「ほのお」も目にし、また熱い中懸命に焼いてくれるおじさん達、そして「時間がかかる」ということ…そういったプロセスを沢山経験することができたと思います。
 現代日本ではフードロス(食べられるように用意したが、結局廃棄されるもの)が非常に多いと言われますが、こうして「沢山の手間と時間がかかって、食べ物が届けられている」事を知るのは、大切なことだと思います。今日のような体験や、「食事のお手伝いをしましょう」というのは、ある意味「自分で稼ぎ、自分の力で食っていく」の下地になると考えています。
 消防署の方や区役所の方ともお話し、指導いただきながら、またご近所の方にもなるべくご迷惑を減らしながら、これからも安全に気をつけて開催していきたいと思います。

お芋運搬車

10月 25th, 2017 | Posted by Sato in 行事 - (お芋運搬車 はコメントを受け付けていません。)

袋の具合の参考にも。

 子どもの様子ではないのですが…。
 今年は「お芋掘り」に行かれませんでした。そして明日は「焼き芋パーティー」。お芋を用意しなければなりません。ということで、園長行って参りました。自家用車で。
 幸い、一回で全部を運ぶことができました。一人分が約3〜4kgとすれば、全体で500kg位でしょうか…。よく載りました。
 雨続きでしたので、農園の方もかなり苦労されているようです。「いくつも予定が変わってしまって、もう11月まで結構ずれ込んでいます」とのこと。笑顔で話して下さいましたが、晴れ間を縫って掘り出し、人数分に分けて下さったのですから、相当大変だったと思います。有り難いことです。下見に伺うと、いつでも綺麗に掃除されており、「芋掘りを楽しんで下さいね」という歓迎の気持ちとやさしさを感じます。
 来年は行けるといいなぁ…。いろんな意味で。

お付き添い御礼

10月 14th, 2017 | Posted by Sato in 行事 - (お付き添い御礼 はコメントを受け付けていません。)

写真がこれしか撮れませんでした…

 金曜日は秋の遠足。今年はバスの都合で運動会から遠足がものすごく近く、忙しい一週間になってしまいました。大変ご苦労様でした、ありがとうございます。
 実は私、園長就任して2年間、秋の遠足で降られてしまったのです(お陰で根強い”雨男疑惑”がありました)。当時は葛西水族園へ行っていたのですが、時間も変更となり「家族でよく行きます」という声もあり、いろいろございまして…現在の「雨天の場合は八景島」となりました。実際に行ったのは、今年が初めてです。「お芋掘り」であれば、それこそ手も足も出なかったでしょうから、行き先の判断としては悪くなかったと思いますが…なかなか難しいものですね。
 私達も毎年、下見にうかがって「去年と異なることはありますか、昼食はどこでとれますか、雨天の場合は何団体が来ますか…?」などリサーチし、「バスを降りたらこのルート、昼食とるならココかココ、困った時の連絡方法はコレコレ…」と、いろんな想定をして臨むのですが、さすが事実は想像を超えますね。あんなに風が通るなんて、あんなに気温が低いなんて分かっていませんでした。下見に行くのは大概夏休みですから、その点の想像ができていませんでした。スミマセン。
 それでも皆さん、何とか工夫して下さって、昼食もとれ、水族館も見学し、無事に帰ることができました。担任の何人かを年長手伝いに入れてしまったので、「先生とあまり会えなかった…」子もいたと思います。申し訳ないです。
 戻ってから反省会をしました。ショーを見せてあげられたこと、立体感のある水槽を見られたこと、「見る」だけでなく、匂いなど五感で生き物を感じられたこと、バスの集合出発に殆ど混乱がなかったこと、トイレ休憩に柔軟な対応ができたこと、そして何より怪我やトラブルがなかったことが良かったです。
 ただ、「雨風があれだけ強い八景島は、なかなか大変でアル」ということもよく分かりました。今後どうするか…悩ましいところです。どなたか、良いアイデアをお持ちであれば、担任でも園長にでも、そっと耳打ちして下さい。
 保護者の皆様には、色々とご面倒もあったと存じますが、時間も守って頂き、「遠足としての行動」をご理解いただき、誠にありがとうございました。全体でお礼申し上げることはできませんでしたので、この場にて御礼申し上げます。ありがとうございました。

運動会振り返り

10月 11th, 2017 | Posted by Sato in 日々の姿 | 行事 - (運動会振り返り はコメントを受け付けていません。)
 今日はそれぞれ、運動会の振り返り…で、絵を描いていました。先生方の記録からの抜粋です。

「つなひきをお父さんがしている所」「お父さんと親子競技をしているところ」…ご父兄が出てくる絵が多かったです。なるほど。子どもたちがフィールドに出る競技はむろん多いのですが、子どもたちにとって「お父さんを応援する」「お父さんと一緒に何かをする」ことが印象に残ったのですね。
 「応援する」というと、ついつい「大人が子どもを応援する」文脈を想像してしまうのですが、子どもは実は「応援する」のも好きなようです。自分たちがしてもらって嬉しかったことを、自然と自分からも行うというのは、確かに頷ける話。「応援しなさい」なんて言われたことは絶対にないと思うのですが、確かに思い出してみると「親を応援する子ども」は沢山いました。普段の生活の中では滅多に見られない構図でしょうけれど、運動会ならではの光景の一つですね。
 「そのときの気持ちを思いだして、じっくり描こうね」という声掛けで、表情や足の向き、体の様子を細かく描き込んだ絵も見られました。「印象」を残すのか「説明の挿絵」をするのか、そのバランスは悩ましい所です。しかし、「バナナの匂いは何色かな?」的な「感覚を描く」ことを経験してきた子たちですから、「沢山あった、沢山の人がいた」という説明よりも、「その瞬間の雰囲気」を描くこともできたのではないかと思います。幼児の絵は視点の持ち方に特徴があります。説明しようとする余り、いくつもの視点を混在させたり(中世の絵巻のように)、レントゲンのように「中身が透けて見える」絵を描いたり。「そのときの気持ちや雰囲気」に焦点を当てることで、自然と線もゆっくりになり、迫力ある絵に仕上がったことでしょう。
 「バトンを落としてしまって、ごめんなさい」その一言でシーンとなったクラス。でも、「ううん、怒ってないよ!アンカーしてくれて、ありがとう」の声がみんなから上がったそうです。お疲れ休みの間、その子は気にしていたのでしょうね。けれど、事実として起きたことではあるけれど、一人を責めたりはしない子どもたち。徒競走と異なり、バトンを全員が繋いで行うのがリレーです。「自分のことはやったから、もうお終い。知らない」なんて子はいないのです。それは、あの応援の姿を思い出せばすぐに了解できること。「走り終わって砂いじり」という子は、いませんでした。
 運動会は一回こっきり。けれど、それに至る長いストーリーを、みんな持っているのですね。親に励まされた、誰かに応援してもらった。自分のすることは、「割り当てをやりきる事」だけじゃない。苦しんでいる子を励ます。運動会をきっかけに始まったストーリーも、またあるのだろうと思います。行事というアクセントがあるからこそ、日々連綿とつながる子どもの成長が、フラッシュを当てたようにパッと見えたのでしょう。
 改めまして、運動会開催にあたり、保護者の皆様には種々ご協力いただきまして、ありがとうございました。現地練習に送迎してくださって、ありがとうございました。天気予報を睨みながら、一日の予定をフレキシブルに立ててくださって、ありがとうございました。子どもたちに声援と拍手を送ってくださって、ありがとうございました。
 運動会を経ることで、何かまた、子どもたちは成長していくのだろうと思います。これからも、どうぞ宜しくお願いいたします。

ドヤ顔を喜ぶ

10月 5th, 2017 | Posted by Sato in 日々の姿 | 行事 - (ドヤ顔を喜ぶ はコメントを受け付けていません。)
 今日は運動会の総練習。雨で日程は変わりましたが、気持ち良い青空の下で行うことができました。現地までの送り迎え、多少距離がありましたが、ご協力いただき、ありがとうございました。
 子ども達は、大人以上に「見えること」に拘ります(というか、「見えること」が世界そのもの、なのでしょう)。ですから、現場で慣れておくというのはとっても大切だと考えています。もちろん足元にはマーカーとかラインがあるので、それを頼りにしていいのですが(していますが)、それだと足元ばかりを気にしてしまう。
 年長さんではむしろ、「友だちとの間を見よう。足元じゃなく、友だちを見よう」という経験にしたい思惑もあって、「現場でフルスケールを体験しておく」にこだわるのです。
 今日はまた、「他学年の活動をつぶさに見る」機会でもあります。園庭での練習は、予め時間を区切っていますから。何度か一緒に現地練習している年中さんは、年長さんの踊りが気に入ったようで、見様見真似で踊る子が増えてきました。何ともかっこよく映るのでしょうね。また、それを見る当人達はどんな気持ちでしょう。
 みんな、だいぶ自信を持って踊れるようになって来ました。その顔を「ドヤ顔」と呼んで、面白がる人も世の中にはいるようです。けれど、「あー、自信持って踊っているんだな」と素直に喜べる。思わず引き込まれる。そんな観客でありたいものです。
 子ども達は(大人も)、周りからの評価に敏感です。「ドヤ」に替わる言い方、ないもんですかね。