明照幼稚園

高野山へ(7=終)

8月 19th, 2016 | Posted by Sato in 未分類 - (高野山へ(7=終) はコメントを受け付けていません。)

4日目

 いろんな意味で贅沢な今回の旅行も、今日が最終日です。朝ご飯をなんと!K師ご自身が用意して下さいました。温かい物は温かく、冷やした物は冷たく。しかもオッシャレ。コーヒーまでご馳走になりました。部屋に戻って荷造り。1人だからあっという間です。精算をして、源三代の供養塔に手を合わせ、お池の蓮を眺め、お暇します(荷物は出発まで預かって貰いました)。
 今日午前中のハイライトは、金剛三昧院です。坂の上ですが自転車のバッテリーも気にしません。最終日なのでね。こちらは北条政子の発願により創建され(当初は禅宗だったそうです)、日本で2番目に古い多宝塔があります。屋根を葺き替えたばかりとの事で、その目がたいへん美しかったです。20〜30年に一度は葺き替えるとのことで、その手間や準備は相当なものかと思いますが、この地域に合ったやり方なのでしょう。そして何と言っても「お寺らしい」と感じます。こちらは見物が多く、「おお、校倉造りじゃないか!」という経蔵、6本まとまって生えている杉の巨木、そして弘法大師の代理を一年間お勤めする「法印」がお召しになる「御常服」の展示もありました。さっきホームページを見ていたら、「おすすめしたい宿坊No.1に選ばれました」ともあり、主要道から奥まっていて静かなこと、文化財の多いことなどが理由かなと思いました。あと配置が絵になります。山に囲まれていますから相当な制限があった筈ですが、見て落ち着きます。
 こちらでも、丁度外人さんの団体が到着して、若いお坊さんが「フォローミー」と宿坊へ案内していきました。
 かなりじっくり堪能して、再び根本大塔へ。今日の空が一番青くて、塔の朱の色がよく映えます。んーやっぱり異国情緒を感じます。背景が明るいと対象が暗くなりがちなので、HDRとかいろいろ設定をいじって撮りましたが、なかなか見たままには撮れないものですね。
 そうしているうちに再びK師からメッセージ。「今は伽藍です」とお返事すると、「近くに行きますから待っていて下さい」と車で現れ、道から一本入った「宝亀院」様へご案内下さいました。珍しい有髪の空海上人の尊像と井戸があり、この井戸で弘法大師の衣を染め、毎年お衣替えをするのだそうです。(ここからチョットあやふや)その弘法大師からのお下がりの衣は代役たる「法印」様が召され、一年間の務めを終えられると拝領して自坊で後世に伝えていく…ようです。「朝は金剛三昧院へ行きました」とお話したからか、それに関連したお寺を案内して下さったようです。有髪の弘法大師のお姿は他に見たことがありません。
 そして、昼食は「とんかつ定」にご案内いただきました。観光客より地元の方向けという風情なのですが、「この間台湾からの旅行ツアーが…フランスのテレビ局の人を案内して…」という声も聞こえたので、インターナショナルなお店のようです。

帰路

 最後に家まで帰宅。まず高野山から関空までは画期的な「1日1便の直行バス、105分」を利用しました。奥の院から出るのですが、伽藍辺りにもバス停が欲しいな〜。しかし1:30まで山内にいられて、4時過ぎの飛行機に乗れるのですから有り難いです。道路は順調で、予定どおり関空へ到着しました。途中休憩1回(10分)で綺麗なトイレもある所でした。
 帰りの飛行機は前便の到着遅れで20分のディレイ。「ぼてじゅう」の焼きそばを食べてチェックイン。「あっという間の空の旅(2)。」成田第3ターミナルには「ぼてじゅう」あります!慌てることなかった…。
 あと、預け荷物をコンベアから引き上げても、タグと照会する係員さんがいなかった!これもコスト削減かも知れないけれど、確実にリスクは増加していると思われます。
 最後に東京駅まで戻り、八重洲地下街のラーメンストリートへ。九段からなくなってしまった「斑鳩」に再会するも、長蛇の列であきらめ。しばし地下街の眩しさに適応できなかったけれど、店を出る頃には東京人の感覚が戻っていました(イイコトなのかは?のまま)。

御礼

 改めまして、今回私をお引き受け下さり、お忙しい中操って(?)下さったK師、ありがとうございました。住んでいる場所ははるか遠くですが、いろいろお心遣いいただき、お世話いただいたことを忘れません。
 K師奥様。最初「緑の車」でお越しになった時はちょっと驚きましたが、K師とは年齢も近く、置かれている立場も何となく共通点があるのかな…気持ちが分かり合えそう…と安心してK師にお目見えすることができました。また、喫茶部のこと、お食事の細やかな気遣いなど、本当にありがとうございました。
 hasunohaの皆様。今回急に思い立ったわけですが、非常に充実した日々を過ごせたのはK師にお導きいただいた故です。そのK師と出会わせていただいたのが、hasunohaでした。「同じく回答僧である」という安心感を持ってお目にかかり、お世話になることができました。東京にお越しの際はお声がけ下さい。
 私の家族。時々思い立っては回りの意見を聞こうともせず飛び出していってしまう私に付き合ってくれて、本当にありがとう。おかげで何だか力を得てきたよ。不思議だけど。今度は妻と行きたい。いや、K師ご夫妻を東京でご接待するのが先かしら?ポケスポット、ご案内しますよ、上野の弁天池とか(笑)。
 ということで、高野山スゲー!一度は、できれば若いうちに行くべき。ありがとうございました。

高野山へ(6)

8月 18th, 2016 | Posted by Sato in 未分類 - (高野山へ(6) はコメントを受け付けていません。)
 浄土宗では日想観というのがありますけれど、こちらでは阿字観。ぜひ体験したいと思っていたのですが、金剛峯寺での開催は週末のみ。そこでやや勇気を出して「English AJIKAN Meditation」と銘打ち、毎日16:30〜開催という恵光院さまへお伺いしました。開始時刻が近づくと、かなり人が集まってきます。40人位でしょうか。ただ半数が外国の方、半数は日本人で「日本人ですか?」と確認されました。こちらもワンコイン。ぞろぞろ並んで歩き、「Here is English class〜」の方は道場、日本語の人は本堂で体験させていただきました。説明があり、実際の体験は15分程度。理屈はともかく「これが真言宗の瞑想です」と、体験重視でした。そう言えば昔、大学院時代に智山の先輩からチラッと教えて貰ったような覚えもありますが…。
 「分かったの?」と問われれば謎ですが、とにかく数息観をして過ごしました。これ、やっているとだんだん呼吸の感覚がなくなっていきます(私の場合)。吸っているのか吐いているのか、深く入っているのか捉えられない。ついつい「これでいいんでしょうか?」と聞きたくなります。
 その帰り道、清高稲荷神社の鳥居を撮りました。薄暗くなってきていたのですが、今時のデジカメはすごいですね、かなりビビッドな発色になりました。ここ有名な気がするのですが、どこかと勘違いしているかな?
 宿坊まで戻り、その向かいにある金輪塔を見物。根本大塔の迫ってくる色合いと異なり、しっとりとした多宝塔でした。
 いよいよ今晩の泊まりは私ひとり。贅沢にも仕出し弁当をとってくれました(合理的)。小雨が降ったり止んだりで、K師の帰りも遅いということで、1人で散歩することにしました。
 歩き始めてすぐ、奥さんの話を思い出しました。「この間、熊が出たんですって、女人堂のあたり。」それって坂の上のでしょ?人通りももちろん少なく、急に怖くなってきました(多分正常な感覚)。で、肩掛けバックの金具をチリンチリン言わせながら歩きました。金剛峯寺を右に曲がり、伽藍への参道を行こうとすると、沢山の子どもが遊んでいます。こんな真っ暗なのに…。どうやら合宿か何かのようで、威勢良く「こんばんは!」と声を掛けられました。そうして根本大塔の辺りまで歩くと、何やら小集団が歩いています。見ると(宿坊の)若いお坊さんが、案内しているのでした。確かに涼しく静かで空いているし、ゆっくりのんびり見られます。大塔は煌々とライトアップされていますし、「夜の拝観・参拝」も計画されているのでしょうか。三鈷の松のあたりで松葉を眺めていると、けっこう強い雨が降り出しました。気づけば誰もいません。慌てて帰ることにしました。
 かなり強く降っているようなのですが、道脇の杉に守られて、下まではあまり落ちてきません。最後は結構ビタビタでしたけれど、羽黒山(あちらは汗)と同じこと。無事にたどり着きました。iphoneも無事。

高野山へ(5)

8月 18th, 2016 | Posted by Sato in 未分類 - (高野山へ(5) はコメントを受け付けていません。)

3日目

 翌朝は…起きられませんでした。喚鐘が鳴っていたような気もするのですが、そして何か爽やかな音楽がかかったような気もするのですが、とにかくダメ。ようやく起き出すと、「たまたまですが、今朝は茶がゆです」とのこと。イヤわざわざでしょう? これ見よがしでない、抑えた気遣いが、何とも有り難いです。お腹からじんわり暖かくなりました。
 今日は午前中に霊宝館。相当な点数があるようです。また万が一に備えての消火設備も最大限してあるとか。聞くと「高い建物に雷が落ちて火事になるパターンが多いんです」との事。なるほどビルに囲まれた暮らしからは、ちょっと想像できない出火原因です。
 霊宝館では、最初の阿弥陀様からして圧巻(丈六なのです)。見ると海外からのお客さんに、英語でしっかりと説明しているお坊さんが付き添っていました。隣で聞いているだけで随分お得でした。全員が英語でもオッケー、という訳ではないのでしょうけれど、「日本人だから日本仏教が分かるのさ」とか思っていた自分を恥じました(密教は日本仏教なのか?は議論あるところでしょう)。仏涅槃図・八大童子・明王・古地図・法具…国宝とか重文とかが続々と。「見応え」という言葉では表しきれないです。平安時代の物をいま見られるなんて。守って来た大勢の方々を思いました。…なのですが、冷房が強くてお腹が危険に。手を当てて温めつつ回りました。
 その後、一番外にあたる大門まで自転車こぎ。そこから向かいを見ると遙かな山並みで、「山の上なんだ」ということを改めて感じます。ここで練馬ナンバーの車を発見。ドライバーがひとりでなければ、日程が無限にあったら…車での来山も夢ではありませんね。
 ご飯を食べて、再び頌徳殿を目指します。自転車で中の橋まで行って、企業墓の多いエリアを歩きます。2回目ですので何となく勝手も分かっていて距離感もあるので、気楽に歩くことができました。お茶を飲み、暫く待っていると布教師さんがお越しになり、ご法話をいただきました。途中で急に雨が強くなったのですが、すかさず「雨が降ると、お大師さんがいらっしゃるということなんですよ」と。後から考えると「?」もあるのですが、その場では何となく納得。不思議なものです。雨の様子を見ながら、見事な無縁さんも見ながら、駐車場まで戻りました。不思議と殆ど濡れませんでした。山の天気は変わりやすいから?
 続いて金剛峯寺へお参り。拝観料はありますけれど、大広間では全員にお茶とお菓子のご接待。「ふくろう=不苦労」のお盆にのせて。ここでも一日何回かのご法話があるようです。また、週末にはあじかん(阿字観)の体験もしているとのこと。表現が俗っぽいですが、「攻めています」。求めている人にはすぐ場と機会があるように用意されているのですね。それぞれのお部屋の襖絵がスゴイ。これだけ湿度の高い場所に耐える絵というのは、相当たいへんな技術と材料が使われているのでしょうね。私的には「蟠龍庭」と「台所」が印象的でした。とても広い石庭に、2匹の龍が配置されています。ベストなアングルを探してウロウロし、同じ場所にいた外国の青年に「ディス ルックス ライク ドラゴン!」と興奮気味に語ってしまいました。分かったかな?

高野山へ(4)

8月 17th, 2016 | Posted by Sato in 未分類 - (高野山へ(4) はコメントを受け付けていません。)
 暫くすると再びK師より入電。「お昼を一緒にしませんか?」何というタイミングの良さ。ポケモンGOのGPSを見ているのでしょうか(嘘。ONにしてない)。二つ返事でお願いして、「では一の橋の近くの喫茶店で」ということになりました。外人さん多数。けれど店員さんも慣れた感じで、普通に英語サービス。「待ちの職業というのは、対応力を伸ばすのだな」と改めて感じました。
 再び自転車に乗り、山内唯一のコンビニへ。中心地からは離れているのですが、かなり繁盛しています。やはり単価の低さと見慣れた安心感が強みかしら。下界と変わらないおにぎり(それでも梅干しとか多い)とかを眺め、ペットボトルのお茶を飲みます。高校生、自転車の人、バイクの人、外人さん、いろんな人のオアシスになっています。本来駐車スペースであろう所にパラソルと椅子が出ていて、思い思いに寛いでいました。またお行儀の良い猫がおり、「何かくれないかな」とじーっと待っておりました。
 三時を目指して、高野山大師教会へ向かいます(これ、大・司教会ではなく大師・教会です)。お受戒のため。1日6回だか、ワンコイン500円で受戒させて下さるのです。すごい敷居の低さ。ちゃんと塗香をいただいて、お話を頂戴します.お唱えするのは「南無大師遍昭金剛」。十善戒ですから、浄土宗の三聚浄戒よりも7つ細かい。改めてお伺いして、「うん、そうだそうだ大切だ」と味わいました。
 続いて「伽藍」エリアへ移動。例の空海上人が投げた三鈷がひっかかっていた松を中心としたあたりです。とにかくでかい。そして、上への指向を感じます。極楽浄土は西方ですから水平方向ですけれど、密厳浄土は上なのかな?いや奥の院の筈だし。そんなことを思いながら昨晩の散歩の会話を思い出しました。「ツイッターで、根本大塔をからめたMJの写真が出てるんですけど、どうも分からないんですよね、この辺りから撮ってる筈なんですが」のポイント辺りへ移動して撮影。どうにも上手くいきません。合成なのかな。経蔵を回して(蔵内の書庫ではなく建物自体に押し手がついています。案外軽い)御影堂の燈籠を写真におさめ、根本大塔へお参りしました。外から見ても大きいですが、中もものすごく大きい。中の仏様も、「どうやって搬入したの?」というほどに。立体的配置ということで、正面から見ると重なっているのが面白かったです。
 宿坊に戻ると、ちょうど「喫茶部営業中」とのことで、お庭を眺めながら紅茶をいただきました。「縁側に出たいのですが」と言うと、「では虫がいるでしょうから、蚊取り線香を焚きましょう。効くか分かりませんが」と奥様。コーヒー紅茶にお濃茶。素敵な、豊かな時間です。後で聞くと「8月から始めました」とのこと。ゆったりとした時間の中で、ぼぉーんやりと心を楽にして過ごすことができました。ヒグラシが啼いたりして、普段の暮らし…東京の人工的な有様に改めて気づかされます。
 そろそろ暗くなり始める頃に、K師から「S師と連絡が付きましたので、懇親会をしましょう」とのメッセージ。喜んで参加です。奥様に送って戴き、「ミッチー」という中華料理店で歓談。多分ふだんは高野山大学の学生さんで賑わっているのでしょう。最初は居酒屋さんを考えておられたようですが、「飲食店までお盆休みになっちゃってるんですよ〜」とのことで、「稼ぎよりも慣習」を感じました。
 ミッチー&二次会でのお話はすごく面白かったです。宗派と本山の関係とか、僧侶養成の話とか。「ボトルを入れて、また近々来ます!」とか言っていたのに全部飲んでしまったり…。そして再び奥様登場。本当にありがとうございました。

高野山へ(3)

8月 17th, 2016 | Posted by Sato in 未分類 - (高野山へ(3) はコメントを受け付けていません。)

2日目

 明けて2日目。朝のお勤めにもしっかり出て、朝食をいただきます。大人数の時は分かりませんが、この日は私ともうお一人で、お庭を眺められる座敷でのご飯でした。このお座敷がスゴイ。金の襖でちゃんと絵が入っています。文化財じゃないの?しっかり食べて、奥の院へ出発です。
 今回はご厚意で「電動自転車」をお借りしました。あまりアップダウンはないものの、山の中ですので緩やかな上り下りはたくさんあります。非常に役に立ちました。本当に「アシスト」という感じで、ペダルがスイッチになっているのかな?という感じです。
 最初は波切り不動。元寇の時には九州まで運ばれ、お陰で海が割れて元が敗走したほどの、霊験あらたかなお不動さんだそうです。また、天井が鳴き龍になっており、たしかにものすごい反響です。オープン空間なのに幼稚園のホールなみでした。いくつかのお寺を回りながら、目指すは奥の院。2km続く、お墓エリアです。
 一の橋に自転車を置いて、奥の院の表参道を歩きます。右側に車道が通っているのですが、ここでは表参道を行くのが本当。いきなり諸大名のお墓が連なっており、その大きさに圧倒されます。山の上ですから湿気が多く、気がつくと青いコガネムシがたくさんいました。苔の中の奴をつまんでみると、鳴きます!ズーズーという感じの、ブザーのような音です。最初は携帯電話が振動しているのかと思いました。暫く見ていましたが、そこでK師からメッセージ(ブーブーなりました)。「今どちらですか?」「伊達政宗のあたりです」「もう少し行くと明智光秀です。そこの石は何度変えてもヒビが入ると言われています。前田利家を過ぎると円光大師様の供養塔があります。ぜひお詣りくださいませ」と、ドローンで見ているかのようなご案内。多分お仕事中だったのでしょうけれど、お気遣い下さいました。
 そして円光大師供養塔。浄土宗の開祖法然上人です。ここには親鸞聖人の供養塔もあり、「誰が行っても手を合わせる塔がある」のはスケール大きいな!と感心しました。お経を一巻あげて合掌。今僕の携帯電話の待ち受け画面です。
 そして更に進むと奥の院。水向け地蔵(あんなにバシャバシャやっていいんだろうか?)を超えて御廟橋を渡り、ポケモンGOもオフにして(嘘。最初からオフでした)お参りです。御廟というのは、神様仏様ではなく人物をお祀りするところ。こちらでは当然空海上人ですが、「上人は今でも生きておられる」ということで、毎日お世話係がついているとのこと。ここの大きな御堂は「燈籠堂」。確かに天井にも壁にも燈籠がびっしり並んでいます。しかもそれが全部点灯している。切れているのがないのです。日本的というか、素晴らしいですね。御廟の前は腰掛けられるようになっていて、私もゆっくりしましたが、じっと座っている方も多く見かけました。
 再び橋を渡り、左側に納経所・頌徳殿(休憩所)。「奥でお茶の接待がありますので、どうぞ飲んで下さい」とのメッセージ。入ってみましたが誰もいません。で暫くすると外国の人が入ってきて、「いいのかな」という風情でお湯のみを「これだよね?」と取り、お茶を注いで…私にくれました。何てこと!「レディーファースト」と明らかなカタカナで言って同行の女性に渡し、自分もいただき、彼もお茶を飲みました。立派な鉄釜。福助人形がついています。寄附されたものなのでしょう。
 実はこの頌徳殿、毎日6回だかのご法話(20分程度?)があるのです!残念ながら到着がその隙間になってしまい、伺うことはできなかったのですが、その願いは翌日まで持ち越しになりました。

高野山へ(2)

8月 16th, 2016 | Posted by Sato in 未分類 - (高野山へ(2) はコメントを受け付けていません。)

1日目

 いよいよ3拍4日の旅の始まりです。東京駅八重洲から成田まではバスで1時間。昨年末にセブ島へ行った時も同じバスです。ただし今回は「ターミナル3」。LCC専用ということですが、確かにかなり逆差別化されておりました。歩く歩道はほとんどなく、陸上競技場のトラックのように案内が引かれています。チェックインも発券は機械。合理化されています。ゲートまでも歩き。結構距離があります。「LCCであることをかみしめろ!」と空港が言っているかのようでした。
 ともあれ無事に離陸。伊丹空港までだと羽田から45分位の筈ですが、関空は離陸してから1時間。ずいぶんグルグル回りながら降下していった印象です。関空ではターミナルが分かれていなくて、南海バスの接続もよく、「金剛」駅まで無事にたどり着きました。車窓の眺めは「普通の街中」という感じで、まだまだ旅先という感じはしません。
 ここで約30分の待ち。「なんば」から高野山(極楽橋)までの直通特急に乗れば1時間30分なのですが、合わずに普通電車で。これがなかなか強烈でした。見たところ京王線みたいな車両なのですが、走っている所は大井川鉄道のトロッコ電車のよう。とにかく山をぐいぐい登っていきます。乗客の半分はヨーロッパ系とおぼしき観光客。何度も駅で待ち合わせをしながら進み、終着駅は標高約540m。
 ここから更に!ケーブルカーに乗るのです。標高差330m。高尾山ケーブルは270mですから、さらに大きな高低差ということになります。ようやく「高野山駅」についたのは、夕方の5時すぎでした。

1日目の夜

 宿泊先の奥様に高野山駅までお迎えいただき、贅沢にも半分程度、伽藍などを見ながら宿坊へ送っていただきました。全体で幅4km程度なのかとは思いますが、その中に現在でもお寺が100軒以上。土産物屋さんや食堂や、その方達の住まいもあるのですが、とにかく「隣から隣へお寺」、しかも「別格本山」「準別格本山」が続きます。中にいると「ここが標高850mの山の中」ということを忘れます。よくもこの山の中、これだけの土地が得られたものです。圧倒される。いやー歴史を重ねているって、凄いことです。
 ひと息ついて、夕のお勤め。法鼓換鐘(字合ってる?)がきちんと役立っている。お焼香は、たぶん沈香でした。ありがたや。続いて夕食は精進料理。大変おいしく、みな平らげました。(実際このあと、最終日までほぼ全て頂きました)
 部屋に戻りしばらくするとメッセージが入り、「これから犬の散歩に行きますが、一緒にいかがですか?」とのお誘い。喜んで夜の高野山(壇上伽藍)を回りました。何せ地元の方と一緒ですから、それぞれきちんと説明つき。ご自坊の成り立ちからそれぞれの建造物について、飛行三鈷の松のお話や根本大塔の高さまで。「スカイツリーは634mというけれど、ここは850+48で900mですよ」が印象的でした。そして更に!一つ一つのお堂にさしかかると、きちんと礼をして前を通って行かれるのです。毎日こうしてお参りしているのだ…と感動的でした。
 高野山は一昨年に開山1200年を迎え、それを機に「中門」を再建したとのこと。そこから金堂を見ると、右後ろに根本大塔が聳えます。この構図…増上寺と東京タワーの関係だ!と思ってお話すると、ややリアクションに困りながら、面白がってくれました。
 あと…山の中なのにポケスポット多数です。これだけお寺が連なっているのですからね。
 おかげさまで、移動距離も長かったけれど、歩数も一万歩を達成。スーと寝入ることができました。

高野山へ行ってきた(1)

8月 16th, 2016 | Posted by Sato in 未分類 - (高野山へ行ってきた(1) はコメントを受け付けていません。)
皆様、夏休みをいかがお過ごしでしょうか。園長は、旧お盆が終わって少しの隙間に、高野山へお詣りに行ってきました。幼稚園の活動とは関係ないのですが、記録も含め旅行記をあげたいと思います。

きっかけ

 「東京から一人で旅行する」。それが最初のテーマでした。一人でなら、キャンプして焚き火でしょうということで、改めて小さなテントを買ったり焚き火のできそうなキャンプ場を探したりしていました。結構わくわくします、焚き火。今は直火可能の所が少ないので、焚き火台とかも物色して。さて場所探し…としていた時、急に「高野山」を思い立ったのです。近そうな所にキャンプ場…「九度山」にあることが分かったのですが、むこうの「近い」はどの程度か見当もつきません。そうしているうちに、出発日が迫ってしまいました。
 そこで、「インターネットでお坊さんが質問に答えます」というhasunohaサイトに参加されている、高野山のお坊さんに連絡を取ることにしました。夜遅かったのですがメッセージを打つと「どうぞいらっしゃい」とのお答え。生き方じゃなく行き方を相談したのですが、「新幹線ですね。でも半日がかりを覚悟してください」との事。「確か和歌山県だったよな…」程度の認識しかなかったのですが、具体的に調べるとかなり大変そうです。

ルートとプランを考える

 まずは車。高速代12,500円也プラスガソリン代。ナビに入れてみたら600kmと出て、「こりゃダメだ」と諦め。この時点でキャンプも没です。次に新幹線。東京から新大阪まで13,000程度でスタンダードなのですが、捻りがないと感じ、「夜行バスか」と思ったのですが3列シードだと11,000円程度で前日に出発しなければなりません。別のルートを調べると「成田→関空」でLCCがあります。基本運賃が9,500円程度。こりゃ安いと周囲を詰めていきました。
 東京駅八重洲口からバスで成田。LCCに預け荷物10kgを足して関空。それからバスと南海電車で、トータル14,000円で高野山に到着です。「安かったのか?」と問われれば微妙ですし、乗り継ぎ時間が多くて新幹線より2時間かかったりしたのですが、結局このルートでの往復にしました。
 出発当日の9時までお仕事をして、10時に東京駅から出発です。

大きくなぁれ

5月 12th, 2014 | Posted by Sato in 未分類 - (0 Comments)
 今日はよいお天気なので、お御堂後に畑に行ったクラスも多かったと思います。年中さんはブロッコリーを育てているのですが、虫対策もあって、通常は不織布をかけています。水やりの時には開けるのですが、まるでベールを取って「じゃじゃーん」という感じで、子ども達もワクワクしながら見ています。お当番さんがやるのですが、重いジョウロを一生懸命かかえて、水やりしてくれています。
 さて、その苗たち。植えた時も一緒で、もちろん同じお店から苗を買っているのですが、育ちは一本ずつ差があります。奥へ行くほど大きくなるとか、そんな単純なものではないのが不思議です。
 「大きくなぁれ→大きくなった」、だけではない日々の変化に気づいていって欲しいと思います。「そこに気づくか!」というのが私達にとって「成長の発見」です。

運動会、お疲れ様でした

10月 14th, 2013 | Posted by Sato in 未分類 - (0 Comments)
土曜日の運動会には、本当に沢山の方にお越しいただいて、ありがとうございました。ものすごくいいお天気で、閉会式でも話しましたが、みんな全力で走り、演技し、応援したと思います。この<全力をだす経験>そのものが、本当に価値あるものだと思います。 勉強でも「壁にぶち当たったところが勉強」とは良く言われますが、この「今まで通りではない」所に成長があるのでしょう。子どもたちも精一杯、周りの大人も精一杯という中で、みんな自尊感情とか育んで行くのだと思います。自分は応援されている、応援されるに足る存在なんだと、そんな言葉にはならなくとも、きっと感じ取ったのではないでしょうか。 聞けば相当遠くからお越しになったご親戚もいたとの事。有難い限りです。 そうそう、熱中症が出ました。と言っても人間ではなくiPod。年少さんの退場が笛になったのはこのためです。慌てて冷まして事なきを得ましたが、私も初めてだったので焦りました。来年からはきちんと予備を持って行きます。年長さんの途中で‥なんて起きたらガッカリですから。 ともあれ、皆様有難うございました。子どもたち、また一歩大きく成長したと確信しています。

備えて備えて ハイ決めて

10月 11th, 2013 | Posted by Sato in 未分類 - (0 Comments)
今日は、年長組のみ、会場での練習に来ています。朝、現地を見て大丈夫そうだったのですが、予報では降水確率50%。幾つかの選択肢を残したため、雨具など荷物が多くなってしまいました。 結果はご覧の通りの快晴。お遊戯はもちろん、先生も走ったリレーまで練習できました。 明日はいよいよ本番。沢山の声援と笑顔と、拍手の一日になると確信しています。

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