明照幼稚園

Author Archives: Sato

行きましょう

11月 19th, 2013 | Posted by Sato in 行事 - (0 Comments)
 今日は「お買い物ごっこ」でした。園庭にそれぞれのお店が並び、色とりどりの商品が光を浴びてキラキラしていました。ここ数年は店舗当たりの商品数を減らしているので、一つ一つに手を掛けられるようになりました。買える個数も少なくなっているのですが、その分慎重に品物を選ぶ傾向が出てきたな、とも思います。
 写真は、丁度「お買い物スタート!」の時。お目当ての品物・お店めざして出発する顔は、期待でワクワクしていますね。
 思えば「お買い物」という行為も、近年ではだいぶ様変わりしたことを感じます。園の近くの配送業者さんの店頭を見ると、某通販サイトの箱が積み上げられていたり…。昔は時間をやりくりして、「忙しいあなた」がお買い物に行く(それも楽しみ・息抜きになりますね)というパターンが見られたと思うのですが、今では「時間を作る」事自体あまり意識されなくなっていると思います。「思い立ったらすぐにポチ!」だから。
 この気軽さは「作った人をはじめ、関わった人たちへの畏敬」を損なうように思えて心配です。(きっと続く)

目がものを言う

11月 18th, 2013 | Posted by Sato in 行事 - (0 Comments)
 今日は、たんぽぽさんとの「お買い物ごっこ」でした。明日の予行練習の意味合いもあるのですが、みんな張り切って売り手になりました。また、各クラスの商品が出そろう会でもありますので、終わった後みんなで品物を見て廻りました。
 今回、顔のついた品物がいくつかあったのですが、それぞれ印象的だったので写真におさめてみました。片方は子どもが丸を切り取り、もう一方は丸いシールを組み合わせて目を作っています。みていて、「ああ、どちらも可愛らしいな、面白いな」と思いました。実は、幼稚園の窓面に貼っている生き物たちにも、このシールが使われています。「人形は顔が命」というのは某メーカーの広告ですが、本当は「目がいのち」なのだろうと思います。
 丸を切る、しかも小さいほど難しいのは、少しやってみれば分かることです。ハサミ使いに慣れているかどうかは、「丸を切ってみて」と一つの課題だけで分かるほどです。流石に年中さんだと完璧な円にはならないようです。けれど、不思議と力が宿っているように見えるのは、私だけでしょうか。

また○○したの?

11月 15th, 2013 | Posted by Sato in 日々の姿 - (0 Comments)

 今朝、子どもに言われてしまいました…。

 園長は登園している子どもの人数を把握するため、各クラスを廻って出欠の人数を聞きます。朝の会をしている組・自由遊び・活動に入っている組…いろんな状況になるので、人数確認の方法もいろいろです。椅子や鞄を数えることもありますし、担任や補助の先生が指サインで欠席者を知らせてくれたりします。
 その一つのタイプが、”ガラガラ…とドアを開けて「失礼します。今日のお休みは何人ですか?」”と正面切って聞くやりかたです。担任が答えてくれると、「失礼しました〜」と去っていくのですが、今日はふと目があった子に言われてしまいました。

 「また、失礼したの?」

 うんうん、色んな言い方があるのでね。微笑ましいと思うと同時に、「よく聞いているんだなぁ、繰り返し耳にするから気になるんだなぁ」と思いました。「失礼」にいろんな使い方があるのは、きっと辞書的に学ぶのではなく日常会話から「何となく理解」していくのだろう、と思います。
 英語で言えば「エクスキューズ・ミー」が近いのでしょうか。「ちょっとすみません、私に注目を下さい」というニュアンスですね。コミュニケーションの本体ではないのですが、人間関係を潤滑にすすめるための知恵、なのだろうと思います。携帯でメールを打つようになって、また、迷惑メールに晒される機会が増えたことによって、そういった細やかな文化が翻弄されている感がありますが、一番まっとうな言葉は、やはり「家庭での会話」にあるのだろうと思います。「家庭でできる最高の教育は、会話である。内容についても、コミュニケーション技術としても。」と言った方もいます。単に「言う事を聞く」だけでないコミュニケーション技術(入社時の”コミュニケーションスキル”を、これだと思っている方は今でもいるようです)を、ぜひ身に付けさせてあげたいですね。ただし、順番を間違えてはいけません。「聞ける」というベースがあって様々な技術はその上に乗るものですから。

出荷します

11月 14th, 2013 | Posted by Sato in 日々の姿 - (0 Comments)
 年少さん、今日は水菜を収穫しました。この時期いちばん日当たりのよい場所で栽培したこともあり、最初の収穫となりました。今日は千歳飴と一緒にお持ち帰りですが、サテどうやって包むか。よく知った先生がおりまして、「新聞紙で包めば通気性もありますし、そのまま冷蔵庫へも入れられますよ」との事。葉物ですから本来は根から切って収穫なのですが、幼稚園ですので「自分たちで抜いたよ!」&「泥付き」。嵩ばるかも知れませんが、これも先人の知恵というものです。
 子ども達の好きな味か?と問えばクエスチョンかも知れませんが、あんなに小さい種から、これだけ大きく育ったという実感も持てたのではないかと思います。どうぞお早めにご賞味下さい。

調べてみる

11月 14th, 2013 | Posted by Sato in 行事 - (0 Comments)

それぞれ手作りの袋を披露します

 今日は七五三の集い。それぞれご家庭でお参りしたり、記念写真を撮った子も多いと思いますが、幼稚園ではみんなでお祝いします。誰かが「お誕生日と似てる!」と言っていましたが、その通り、日本では「子どもの成長を祝う」行事がとても多いのです。

 余談ですが、アメリカの幼稚園にいる子から聞いた話によると、「昔、アメリカは日本と戦った」ことを既に知っているようです。日本は負けたからなのか分かりませんが、「歴史=とおい昔のこと」として小学校に行ってから知識として触れている程度。だいぶ開きがあります。アジア近隣国では戦争が「建国」に関わることもあり熱心に教えていますが、日本にとってそういう重みではないので、教えないのかも知れません。(余談ここまで)

 さて行事の意義は変わらないのですが、最近感心するのは「司会の先生が、ひとこと豆知識を教えてくれる」ことです。切り口はそれこそ様々ですが、自身で調べて「へぇ」ということを教えてくれます。今日は「11月15日は、全部の数字を足すと1+1+1+5=8。八は縁起の良い数なんだよ。だからこの日にお祝いするんだって」という事を話していました。「子ども達の成長を喜び、祝う」という趣旨にもちろん合致したことですし、傍らで聞いている私も「へぇ、ほぉ」という事が多いです。
 日々いろいろな事に関心を持ち、思いや願いを子ども達に伝えたい。スグ役に立つとは思えないだろうけれど、それでも伝えたい。そんな先生のひたむきさが見られた集会でした。

誉め上手への道

11月 13th, 2013 | Posted by Sato in 保育論 - (0 Comments)
 園長は毎日、教諭たちの日誌を読んでいますが、見ていて思わず嬉しくなるような記述をたくさん見つけます。そんな中、ふと気づいたことがありました。「誉め言葉を沢山知っていることが、誉め上手」と漠然と思っていたのですが、実は誉め言葉というのは余りバリエーション多くない。それよりも、「どのタイミングで、どの状況で」誉めるか、そのきっかけを沢山持っている・知っている方が「誉め上手への道」なのではないか?と。
 子どもに何か指示します。例えば「静かに座っていてね。」暫く、子どもは大人しく座っています。しかし、そのままでは飽きてくる。そうしてソワソワ・ガタガタします。ついに立ち上がったりするのですが、そうなってからアプローチするのでは遅い!ネガティブな事を言うしかないからです。
 タイミングが問題なのです。ソワソワ・ガタガタしている時ならばまだ座っています。「よく聞いていてくれたね。座っていられてグーよ。」”グー”はなんでもいいのです。立派でもスゴイでもイイネでも、誉め言葉なら。
 つまり、タイミングによって「誉める・正す」が変わってくるのです。その移行期に誉める。一番がんばった所で誉める。ギリギリのタイミングに気づくことで、「誉める」という状況と結果を手に入れているとも言えるでしょう。「タイミングを逃しているから、叱る・質すしかなくなる」。そんな事はありませんか?いつの日か続く。

冬の遊びが始まります

11月 12th, 2013 | Posted by Sato in 日々の姿 - (0 Comments)
今日はまた寒いですね。自転車に乗って来る子どもたちの装備が、だんだん膨らんで来たなぁと思います。乗っていても自分で漕いでいなければ、体感温度が相当低いでしょうね。 そんな中、園庭でのあそびも「冬っぽい」ものが見られるようになりました。運動会の景品で貰った跳びなわとか、倉庫から出してきた長縄とか。 それと同時に、子どもが自分で白線を引いている姿もありました。面白がって写真を撮ろうとすると、「マジメにやってるから邪魔しないで!」と。イヤ園長先生そんな積もりじゃ… 自分たちで遊びを準備する。なかなか逞しい姿です。勿論いまだ、かなりの条件が整った時だけなのでしょうが。

やはり、一期一会だと

11月 9th, 2013 | Posted by Sato in 行事 - (0 Comments)
 お誕生日会は年に6回。一人の子の視点に立ってみれば、4歳のお誕生日として舞台に上がるのは一生で1回です。それぞれの子たちが、幼稚園でのお誕生日会をずっと覚えているかと問えば、それは分かりません。分かりませんが、覚えている子もきっといるだろう、と思うのです。それはなぜか。私が覚えているからです。
 昔(つまり40年前です)は、お母さん方が演し物として劇をされていました(平成のはじめ頃まで)。私は、古いホール(と言っても戦後再開してから20年程度です)の舞台に母がいたことを、覚えているのです。何歳だったか、何組だったか、何月のものか、全然分からないのですが、そんな映像が私の中にはあります。
 全てのお誕生日会は1回限り。同じメンバーが同じ歌をうたい、演し物をしたとしても、全く同じ会にはなりません。あのときの雰囲気や熱気や感動は、ライブな・保証されていない会でしか生まれないものですし、何より「2度目の5歳」はないのです。

 子ども達はもちろん、保護者の方も教職員も、そして卒園児はじめ兄姉、みんなが「お誕生日会にアウェアー(aware=意味を心得ている)である」という事が、あの一体感あるお誕生日会を作り出したのだと思います。

 それにしても面白いものだ、と思います。年長さんの歌に手拍子が付きましたが、最初に始めたのは年少組の2人の子でした。口火が切られると和はすぐ広がりました。「おおきなかぶ」で鼠が決め手になるのと似て、小さい子が先頭になることって、結構あるのかも知れません。小さい故に、何か真実に近いところがあるのでしょうか。

これも長い歴史があります

11月 7th, 2013 | Posted by Sato in 日々の姿 - (0 Comments)
 お買い物ごっこ製作では、その過程にいろいろな活動を織り込んでいきます。初めて使う素材や、今まで行ったことのない技法など。効果的なやり方や体験しておいて欲しい事など、子ども達から見れば「商品を作る!できた!」かも知れませんが、「それは、どんな経験だったの?」という問いを立てることで見えることがあります。
 縫いさし、というのは人間が相当長い間やってきた営みだと思います。それこそ粘土の次に長いくらいの。日本でも、戦後暫くまでは「婦人雑誌」の付録は必ず子供服の型紙だったそうです。幼稚園のバザーでも、手芸品があるのは、そんな長い歴史を持っているゆえと思います。だからなのか、子ども達は概して縫う作業が好きですし、真剣に取り組みます。小学校でも高学年で縫い指しを展示するところがありますが、なかなか見事な作品が並びます。実は私も作品展に触発されて、一式揃えて縫い始めました(5年以上前です)。やり始めると楽しくなります(これは何事も同じですね。「ヤル気になったら始める、は順番が逆」と言われる通りです。)
 これから寒くなりますから、お時間のある時にでも親子で始めてはいかがでしょうか。

場所のこと?遊びのこと?

11月 6th, 2013 | Posted by Sato in 保育論 - (0 Comments)

「砂集め・袋詰め」という遊びです!

 幼稚園の向かいにはアスレチックがあって、子ども達に大人気です。道を隔てているので「みんなで」行くのですが、今日そのようすを見ていて気づいたことがありました。

 「アスレチック」は場所でもあり、遊びでもある。

 そこではもちろん、子ども達が色々な遊びをしているのですが、休日に出かけていくような「フィールドアスレチック」と同じイメージの、「木材を中心とした器具を使って、楽しみながら運動する」という子…だけではないのです。
 例えば、「砂集め」としか名付けようのない遊びをしている子。喫茶店ごっこ。秘密基地。これはアスレチックという「木材を組み合わせた場所」で子ども達が自ら展開している遊び。面白いことに、学年が上がるにつれ、そのような「使い方」をする子が増える気がします。
 遊具にしても教材にしていも、準備した側が「想定している」使い方はもちろんあります。それに沿った活動だけでなく、子ども達が自ら消化し、展開していく使い方もあるのです。そんな光景に気づくと、こちらもワクワクしてきますね。