明照幼稚園

Author Archives: Sato

年少体操開始です

5月 18th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (年少体操開始です はコメントを受け付けていません。)
 今日から年少組の体操が始まりました。新しい体操服を着ると、気持ちもグッと盛り上がるようです。稀に「体操は苦手なんです」と聞くことはあるのですが、実に「苦手も得意もない」のが幼児です。「好き・嫌い」にしても大抵のことはないと思います。「青も好き・赤も好き」というのが子どもの姿だと思います…ナチュラルには。
 ともあれ、今日子ども達が行っていた種目について紹介します。もしかすると、お家でも楽しめるものがあるかも知れません。どの「種目」も、「できると嬉しい」ものです。体を思う存分動かすのは、快感ですよ。

その手があったか

5月 16th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (その手があったか はコメントを受け付けていません。)
 昨日から、幼稚園の「お花探しゲーム」が始まっています。今年は年少さんも反応がよくて、既に延べ人数で100人を超える子ども達が楽しんでいます。
 これを最初に思いついたのは…まだ副園長の頃ですから、もう10年以上昔です。最初はハンコのスペースのみで、「どんな花であるか」という写真は、都度都度先生の所のボードを見に来なければなりませんでした。
 それが、参加者増に伴い(あるいは大人の省力…合理化に伴い)段々と変化して、今の形になったのは3年ほど前でしょうか。以前は3日くらい前から準備していたのが、今では前日からの準備で充分行う事ができます。
 そして、トータル何回やってきたのか…その中で、「子どもにとって、こんな意味があるんだな」というのは色々と発見してきました。
 その一つが、この写真です。「教え合う・相談する」ということ。「さぁ、相談しましょう」とは言いませんでしたが、いつの間にか「知ってる?」「うん」とか「一緒に探そうよ」とか、「共に課題を解決する」姿です。もちろん禁じ手ではなく、むしろ「その手があったか!」の一つです。
 先日のNHKスペシャルでもやっていました。「脳の容量が大きく、体格もよいネアンデルタール人よりも、大きな群れを作って協力したサピエンスの方が生きのびている」と。そう思うと、この写真も「極めて人間らしい」ものだなぁ、と感じます。そんなシーンに出会えるゲームを始められたこと・続けられたこと。有り難いですね。

園内だけど「行ってきます」

5月 15th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (園内だけど「行ってきます」 はコメントを受け付けていません。)
 今日は、年度はじめての「縦割り保育」を行いました。クラスのメンバーを7つに分けて、それぞれ移動していきます。その先で何が起きるのか?は各クラスの先生方によります。共通な「朝の会」も行いますが、メインの活動はバリエーションに富んだものでした。
 ただ…どのクラスでも共通した要素はあります。「触れあい」があったのです。手を繋ぐとか「お尻でドン」とか踊るとか。この5月に「全学年の子どもが楽しめる活動」というのはちょっと難問です。体の大きさも差がありますし、言葉の理解にしても使用にしても、かなり開きがあります。
 ということで、「クラスのみんなで同じ事をしなかった」一日でありました。その分、戻ってきてからお互い報告が賑やかでした。手振り口ぶりで伝えるのですが、結構大変だったようです。その「伝達」自体も遊びなんだろうと思いますが…
 ですので、お子さんの「今日ね…!」は、普段にも増して理解しにくいかも知れません。「今までのベースを離れて、ちょっと冒険して来たのだから、その分の興奮はあるわね」と捉えてあげてください。

兎と話せる

5月 14th, 2018 | Posted by Sato in 行事 - (兎と話せる はコメントを受け付けていません。)

結構前のめりで聞いてくれます。感謝。

 今日はお天気も回復し、気持ち良くお御堂参りができました。お陰様で、お話選択の幅も増えてきて、今日は新美南吉「こぞうのおきょう」をお話しました。
 お経というのは、通常大人でも子どもでも理解不能なところが多いでしょうけれど、子ども達、結構ここで笑ってくれます。「南無〜無量〜帰命〜礼〜」と、それなりにお経に出てきそうな言葉が並んではいるのですが、話者(私)が「ここは笑っても良いんだが…」と思いながら演じていると、そこを察してくれるようで、誠にありがたいです。
 話の筋としては、兎に教えて貰ったお経を読んで事なきを得るのですが、圧巻は「貰ったおまんじゅうを、兎に分けてやるのを忘れませんでした」という終わり方です。
 今回、そこで一息入れて子ども達に尋ねました。「さあ、帰り道にもう一度、兎さんを見つけた。小僧さんはどうするかな?」…「半分あげた!」と答えた子がいました。何と有り難い事でしょうか。
 その子は、読み聞かせて貰っていたのかも知れません。その場で考えたのかも知れません。どちらか分からないけれど、とにかく「半分あげた」と答えた。きっと彼が小僧さんなら、そうしただろうな。普段の生活を思い出して、園長はそう思いました。
 さて、先日お御堂の障子を張り替えました。現代、室内外を隔てているのは壁やガラスですから、大変珍しいかと思います。「紙が貼ってあるんだよ。だから光が透けて明るいし、風を防ぐこともできる。だけど、指を突っ込んだら破けるからやめてね」とお話しました。
 ともあれ「兎と話せる」は比喩です。「自然のありのままを謙虚に学べる」ということを、言いたかったのです。

妨げないように

5月 8th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (妨げないように はコメントを受け付けていません。)
 今日は畑に苗を植えました。「とにかく急いで」というジャガイモから約1か月。年少さんもみんなでやってきました。今年も、お寺の庭師の方にお手伝いいただき、学年に応じて「自分達で植える」を行いました。見ていて危なっかしい所もあります(収穫できなかったら残念ですし)けれど、「手で土を掘る・手で持って植え付ける」など、何とか「全員が関わる」ことができました。
 庭師さんは元々お百姓さんの出でいらして、多分「ああ…もう少し…なのに…」と感じることも多かったと想像するのですが、「子どもにさせる」という趣旨をご理解くださり、じっと見守って下さいました。
 それから水やりや土寄せについて教えて頂きました。私も何年か聞いてきたのですが、「つまり、野菜の育ちを妨げないようにする」と思いました。「水のやりすぎは根の呼吸を阻害する。周りを踏み固めると根の張りを阻害する」という訳です。
 特に「水のやりすぎが何故いけないのか」は子どもには分かりづらいと思いますが、とても納得いくことでした。今後水やりが始まると、放課後に水やりをしたがる子が多く出てくると思います。姿を見かけたら、声をかけてあげてくださいね。「みんなも、ご飯を食べ過ぎると苦しくなってしまうでしょう」と。

ここから始める

5月 7th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (ここから始める はコメントを受け付けていません。)
 今日は連休明け。年少さんを中心に、改めて「離れがたい〜」シーンも見られました。でも、暫くすれば気持ちを切り替えて笑顔になるのも子ども。「今泣いたカラスがもう笑う」は、意識しないまでも「生きる知恵」のひとつのような気がします。
 さて、月曜日ということで「お御堂参り」も行いました。定番の「花咲か爺さん」です。犬が死んでしまったりという暴力シーンもあるのですが、子ども達が知っている話の方が、落ち着いて聞けるかな?と思って選びました。まぁ完全に勧善懲悪の話ですね。「人の物を横取りして、なお傷つけて返す」なんて、擁護の余地がありません。
 ところで、子ども達にも聞いておいたのですが、園長は分からないことがあります。「犬の名前は、ポチなのかシロなのか?」昔は「裏の畑でポチが鳴く〜」と歌っていたような記憶もあって…。ですから、もし子どもが尋ねてきたら、何らか答えてあげていただきたいと思います。
 そして、写真は年長さん。今日は朝顔のプランターを準備するということで、用土を運んでいました。「船頭多くして〜」を感じないこともないのですが、御神輿にも似て(?)、重い物を運ぶのは楽しいようですよ。「さすが!力持ちね」と、先生の声がけも当を得たものです。
 「朝顔の栽培」という活動は、どこから始まるのか。いろんな考え方や方法はあると思います。大切なのは「私たちとしては、ここから始めます。こういう意図があり、こういう姿を期待しているので」というストーリーではないかと思います。食育で「お店に材料を買いに行く」ということもあり得るのですから、色んな要素を入れて良いのだろうと思います。それこそが「総合的な活動」という訳です。

一人でできるよ

5月 1st, 2018 | Posted by Sato in 保育論 | 日々の姿 - (一人でできるよ はコメントを受け付けていません。)
 今日から、年少組さんもお弁当が始まりました。つまり、短縮期間を終えて「通常保育」ということになります。たんぽぽぐみ時代に「お弁当持参」のことはありましたが、これからは「準備から片付けまで、自分でできることは自分で」という志向になります。
 全クラスの様子を見に行ったのですが、食べる事に関心のある子が多いようで、意欲的に食べている子が多かったです。…実際、「充分お腹が減っているか?」が、かなり大きな要素です。「お弁当は、なるべく食べきる」というのが方針ですが、それをどう実現していくか?は私達にとっても試行錯誤です。
「トイレでの成功」にも似て、「できたね!」という小さな成功体験から始めることが大切なのだろうと思います。だから、「ほんのチョット」でも「時間が掛かった」でも「お喋りしながら」でも「食べたよ〜」「はい、よかったね」というやり取りにもっていく…。この時期の先生方(そしてご家庭)の忍耐力は、そりゃ凄いものだと頭が下がります。もちろん長い時間をかけて食習慣ができていくのですが、「嫌いだから食べない」は、ちょっと寂しいな…と思うのです。それが本当に嫌いであっても。食に対する態度は、自分の身体をどう労るか、にも関わります。自分の身体を大切にする一つの側面として、食育は取り組んで欲しいと思います。

僕がやったんだ

4月 27th, 2018 | Posted by Sato in 保育論 - (僕がやったんだ はコメントを受け付けていません。)
 年長組さんの展望室(第2図書室・空の部屋…いろんな呼び方があります)に、新しく机と椅子が入り…入ろうとしています。
 というのは、子ども達が現在進行形で椅子を組み立てているのです。流石にイチからという訳ではなく、ほぼ「最終組み立て」ではあるのですが。
 ドライバー1、ねじ1本でも、「僕がやったんだ!」という気持ちになるものです(園長体験済み)。お料理で言うならば、「あのジャガイモは、私が洗ったのよ!この牛乳パックは、僕が開けたんだ!」ぐらいの誇らしさがあります。
 私が子どもの頃は、「超合金」というロボットの玩具がありまして、それを全部分解して悦に入っておりました…プラモデルもだいぶ作りまして、「バリは取らなければならない」「物事には順番がある」「パーツを無くさない工夫が必要」「蓋はしっかり閉めないと面倒になる」「道具は元の場所に戻す」…等々、生活に必要な学びが随分ありました(今から振り返れば気づく事、なのですが)。
 ドライバーを使う上で大切なのは「ネジに合ったサイズを使うこと」「押しつけながら回すこと」だと思います。子ども達、今の時点ではどちらも及第点とは言えないでしょうけれど、

「僕がやったんだ!できるんだ!」という、自己肯定感(の半面)に繋がること、と思います。

 お父さんが電球を替えていたり、本棚を作っていたり、DIYをする機会があったら、ぜひ子ども達の見える所でやってみて下さい。特に男子は目を輝かせて見ることでしょう。それは、「お父さん、すごい!」という尊敬の眼差しでもあるはずです。

乾燥室が稼働中

4月 25th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (乾燥室が稼働中 はコメントを受け付けていません。)
 今朝は大変な雨でしたね。雨の量も多かったけれど風まで強くて、登園するのがかなり難儀だったのではないでしょうか。
 ですので、普段の「おはようございます」には「雨の中をご苦労様」という気持ちをのせてみました。傘越しではあったけれど、幾分かでも気持ちが伝わるといいなーと思います。
 ああ、「気持ちと言葉=形と心」については、いつかまた触れたいと思います。
 今日面白かったのは、園内にズラリとレインコートを干してあったことです。カラフルで、スキー民宿の乾燥室のようです。あの雨の中、一生懸命に歩いてきたんだろうな。頑張ったんだろうな。そう思いました。
 それを受けてか、年少さんのあるクラスは、ホールで体を動かして遊んだようです。元気な歓声が響いていました。たくさん体を動かして、少しはスッキリしたかしら。

東京管区気象台HPより引用。

 そういえば…と思って「東京の晴天率」を調べてみました(東京管区気象台ホームページ)。約30年間の統計で「晴れは50%以下、雨は35%程度」とのことで、けっこう雨降る時期なのですね。二十四節季でも「穀雨」で、丁度植物が芽を出す頃です。畑のジャガイモ、どうかなぁ…。

子ども達の諸相

4月 23rd, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (子ども達の諸相 はコメントを受け付けていません。)
 月曜日はお御堂参り。まだまだ「短く・笑えて・ほめられる」を基準に選んで、「カエルとうし」にしました。何ともストレートで、「ああ、あの話ね」とポピュラーなのですが、これイソップなのです。
 ブログを辿っていたら、3年前の同じ時期にも同じ話をしていました。お釈迦様もそうですけれど、「たとえ話」って命が長いのですね。
 それだけに、小学校1年生の教科書にも載っているのだそうです。指導の手引きとして「カエルはバカだなぁ」とかで終わらせてはいけないよ…などと書かれていました(時代を反映してか、性別とか親子関係は消されています)。フーム…。次々に流れていくオタマジャクシを眺めていると、「君たちは、すぐ近くに穴が空いているというのに、気付かず真っ直ぐ進んでしまったりするんだねぇ…はぁ、お馬鹿さんというか、何というか…直前まで分からないんだよねぇ」とか、生き物としての哀れ(あはれ)を感じたりします。

 あ、排水溝にネットを設置しましたので、万一あふれている様子があったら、教えて下さいね。

 子ども達は、各々だいぶ新しい環境に慣れてきたようです。年少さんも、座って話を聞けるタイミングができてきました。お帰りの時、順番を待つこともできます。年中さんの、真剣にハサミを使う姿は、自分の居場所あってのことでしょう。そして、年長さんは自分達で作った鯉幟を揚げるお手伝いもしていました。みんなで見上げて、空をおよぐ姿を楽しみに見ています。
 実際、4月は「幼稚園に慣れる」というのが一大テーマです。そうして自分なりに安心することで、好奇心がムクムクと働き出すのでしょう。
 これからも、いろんな働きかけや絡みがありつつ、活気ある暮らしが展開されていくことと思います。