明照幼稚園

見ていて飽きない

5月 30th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (見ていて飽きない はコメントを受け付けていません。)
 ところ…それは、砂場です。もちろん「誰もいない砂場」ではなく、「子ども達の遊んでいる砂場」。最近は気温が高くなってきたこともあり、年少さんもかなり砂場に出てくるようになりました。そして、早くも「富士山」…大物を作ったりしています。活動としてはシンプルですが、「みんなで作り上げたんだ!やったー」と評価するには格好の作品。ウキウキして終えることができました。
 そして更に年長さんが手を加え…というか水を流して川や湖を作ったりしました。「もっと水ちょうだい」とか、やり取り?役割分担?の姿も見られます。
 今日は年少さんが一クラスでまるまる砂場を使っていました。一人一人の関わり方や関心の焦点は異なっています。つまり厳密に言えば、みんな違う遊びをしている。けれど許容してくれるというか一緒にいられる。「学校」という括りの中にありながら、「各々の好きなことができる」。砂場ってありがたいですね。

第1回見学会

5月 30th, 2018 | Posted by Sato in 行事 - (第1回見学会 はコメントを受け付けていません。)
 本日は、31年度入園に向けて第1回の見学会を行いました。参加して下さったみなさん、ありがとうございました。幼稚園や先生方の雰囲気を感じて頂けたでしょうか。
 予定では「主活動も見ていただこう」とか考えていたのですが、午前保育ということもあり、朝の園庭遊びをみな長めにとっていたようです…遊びと一斉活動の切り替えの姿を見て頂けたでしょうか。
 朝の会などの姿をご覧になると、「一年であのように育つのかしら…」という不安を覚える方もあるとは思います…が、毎年いらっしゃいます。そして、その子も「今年の年少さん」に含まれているのです。
 途中で「よい姿勢で椅子に座る時間」がありました。担任が一人一人、背中に触れて姿勢を正しています。それを3年間続けて、「良い姿勢を、しようとおもえばできる」まで育つものだと思います。現代では家庭で「よい姿勢でいなさい」と言われることは稀だと思います。学校でもどの程度重視しているのかは分かりません。けれど、「よい姿勢とは、こういうもの」というのを3年間伝え続けて、漸くみんなでできるものです。見学ですと、ついつい「できている」子に目がいってしまうものですが、子どもの育ちは一人一人。「いずれ卒園までには」というスケールで考えております。
 ご家庭が「姿勢なんてどうでもよい」という考えですと、幼稚園とはそぐいません。「幼稚園では、そういう時間もあるよね」という程度の受け止めで結構です。しかし、結構美しいものですよ。子どもが背筋を伸ばして座っている姿は。
 次回の見学会は6月28日です。今回とはまた違った姿が見られると思いますので、どうぞ多くの方にご参加いただければと存じます。

女王様です

5月 29th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (女王様です はコメントを受け付けていません。)
 何だか湿気が高くなってきました。子ども達も少しお疲れ気味かも知れません。そんな中、玄関の絵が架け替わりました。「ユリの女王」と呼ばれる、カサブランカです。
 今回も、文京区の「ボタニカルアート・はなの会」からお借りしております。花言葉は「祝福」「純粋」など。クリスマスローズのように長く開いている花ではないのですが、何とも気品のある、美しい花ですね。
 また、何と「母親になった女性の、神聖な美しさ」というのもあるそうです。お母さん方の子どもに向ける愛情や一生懸命さには、いつも心を打たれます。まこと「有り難いこと」です。母の日は過ぎてしまいましたが、昔から「育児をする女性」の美しさをきちんと認め、この花に託しているのは感慨深いものです。
今度玄関でご覧になったら、「私の花なのね」と思って見て下さい。

好きが高じて

5月 28th, 2018 | Posted by Sato in 保育論 | 日々の姿 - (好きが高じて はコメントを受け付けていません。)

freedesignfile.com

 今日は曇天でしたが、無事にお御堂参りをすることができました。お話は「絵から抜け出た馬」。これも中々示唆に富んでいると感じました。
 焦点は小僧さんなのですが、「お経の勉強はやらないで、暇さえあれば好きな絵を描いていました」というのですから、現代も同じ…ような光景は見られますね。和尚さんに見つかっても、やめない。するとそのうち上手になるわけです。
 馬の足跡は、小僧さんの部屋まで続いていました。不審に思った村人や和尚さんに問い詰められて、ついに「絵を描いていた」ことを明かします。
 その後の展開が、救われます。「そんなに好きで上手ならば、絵を描いて周りの人に差し上げなさい。いいものなら、みんな喜んでくれますよ」と終わるのです。麦のことは、取りあえず不問。お経の練習をしなかったことも、取りあえず不問。自分の才能を活かしたことをやり、周りに喜んでもらう。ああ、いい展開です。
 私の知人の中でも、「この子は芸術関係が好き・得意」ということで、いろんな稽古もして、コンクールに出たりして…。でも「やっぱり勉強(も)させます」と、どこかで「勉強できます!」コースにシフトしていく子は多いようです。まぁ、それが現代いちばん堅実なルートだとは思うのですがね。
 件の小僧さんが、その後どうなったのか…お経ができずに放り出されたか、お寺を捨てて絵の道に進んだのか、はたまた「絵を描く坊さん」として生きていったか、…分かりません。分かりませんけれど。
 私としては、「絵を描く坊さん」が一番いいな、と思います。坊さんというのは、実は幅広い活動ができるのですから。「お経を読んでいる」だけが坊主ではないのです。

並んで歩くのも

5月 25th, 2018 | Posted by Sato in 行事 - (並んで歩くのも はコメントを受け付けていません。)
 昨日は年長さん、先生と一緒に小石川消防署へ見学に行きました。
「現場で一生懸命働く大人」に触れることも、「消防自動車」を見ることも「消防士さんに質問すること」も、みな「年長さんならでは」の活動でありますが、写真のように「交通ルールを守って歩いて行く」のも目的の一つです。
 実際、幼稚園の指導要領には「社会生活との関わり」という項目があり、「公共の施設を利用する」際のマナーについても、触れるようになっているのです。普段の登園ではどのような場所を歩いているか分かりませんけれど、一応「幼稚園の教育時間の中」ですので、このように歩いています…。
 さて、私が現地で目を見張ったのは「消防士さんへの質問項目」です。「どんな質問でも、全部答えますよ!」と頼もしく言ってくださったのを受けてか、かなりの数でした…そして「およそ目につくもの、全て知りたい!」とばかりの勢いでした。「あれは何ですか?」、「どうなっているのですか?」「どうしてですか?」と聞き方も多彩です。消防士さんの階級章まで聞いていたのは「よく見ているな〜」と感心しました。
 対応頂いた小石川消防署の皆さん、そして訓練で真剣な姿を見せて下さったみなさん、ありがとうございました。戻ってから「自分も消防の仕事に就きたい」と言っていた子もいるようです。

年少体操開始です

5月 18th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (年少体操開始です はコメントを受け付けていません。)
 今日から年少組の体操が始まりました。新しい体操服を着ると、気持ちもグッと盛り上がるようです。稀に「体操は苦手なんです」と聞くことはあるのですが、実に「苦手も得意もない」のが幼児です。「好き・嫌い」にしても大抵のことはないと思います。「青も好き・赤も好き」というのが子どもの姿だと思います…ナチュラルには。
 ともあれ、今日子ども達が行っていた種目について紹介します。もしかすると、お家でも楽しめるものがあるかも知れません。どの「種目」も、「できると嬉しい」ものです。体を思う存分動かすのは、快感ですよ。

その手があったか

5月 16th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (その手があったか はコメントを受け付けていません。)
 昨日から、幼稚園の「お花探しゲーム」が始まっています。今年は年少さんも反応がよくて、既に延べ人数で100人を超える子ども達が楽しんでいます。
 これを最初に思いついたのは…まだ副園長の頃ですから、もう10年以上昔です。最初はハンコのスペースのみで、「どんな花であるか」という写真は、都度都度先生の所のボードを見に来なければなりませんでした。
 それが、参加者増に伴い(あるいは大人の省力…合理化に伴い)段々と変化して、今の形になったのは3年ほど前でしょうか。以前は3日くらい前から準備していたのが、今では前日からの準備で充分行う事ができます。
 そして、トータル何回やってきたのか…その中で、「子どもにとって、こんな意味があるんだな」というのは色々と発見してきました。
 その一つが、この写真です。「教え合う・相談する」ということ。「さぁ、相談しましょう」とは言いませんでしたが、いつの間にか「知ってる?」「うん」とか「一緒に探そうよ」とか、「共に課題を解決する」姿です。もちろん禁じ手ではなく、むしろ「その手があったか!」の一つです。
 先日のNHKスペシャルでもやっていました。「脳の容量が大きく、体格もよいネアンデルタール人よりも、大きな群れを作って協力したサピエンスの方が生きのびている」と。そう思うと、この写真も「極めて人間らしい」ものだなぁ、と感じます。そんなシーンに出会えるゲームを始められたこと・続けられたこと。有り難いですね。

園内だけど「行ってきます」

5月 15th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (園内だけど「行ってきます」 はコメントを受け付けていません。)
 今日は、年度はじめての「縦割り保育」を行いました。クラスのメンバーを7つに分けて、それぞれ移動していきます。その先で何が起きるのか?は各クラスの先生方によります。共通な「朝の会」も行いますが、メインの活動はバリエーションに富んだものでした。
 ただ…どのクラスでも共通した要素はあります。「触れあい」があったのです。手を繋ぐとか「お尻でドン」とか踊るとか。この5月に「全学年の子どもが楽しめる活動」というのはちょっと難問です。体の大きさも差がありますし、言葉の理解にしても使用にしても、かなり開きがあります。
 ということで、「クラスのみんなで同じ事をしなかった」一日でありました。その分、戻ってきてからお互い報告が賑やかでした。手振り口ぶりで伝えるのですが、結構大変だったようです。その「伝達」自体も遊びなんだろうと思いますが…
 ですので、お子さんの「今日ね…!」は、普段にも増して理解しにくいかも知れません。「今までのベースを離れて、ちょっと冒険して来たのだから、その分の興奮はあるわね」と捉えてあげてください。

兎と話せる

5月 14th, 2018 | Posted by Sato in 行事 - (兎と話せる はコメントを受け付けていません。)

結構前のめりで聞いてくれます。感謝。

 今日はお天気も回復し、気持ち良くお御堂参りができました。お陰様で、お話選択の幅も増えてきて、今日は新美南吉「こぞうのおきょう」をお話しました。
 お経というのは、通常大人でも子どもでも理解不能なところが多いでしょうけれど、子ども達、結構ここで笑ってくれます。「南無〜無量〜帰命〜礼〜」と、それなりにお経に出てきそうな言葉が並んではいるのですが、話者(私)が「ここは笑っても良いんだが…」と思いながら演じていると、そこを察してくれるようで、誠にありがたいです。
 話の筋としては、兎に教えて貰ったお経を読んで事なきを得るのですが、圧巻は「貰ったおまんじゅうを、兎に分けてやるのを忘れませんでした」という終わり方です。
 今回、そこで一息入れて子ども達に尋ねました。「さあ、帰り道にもう一度、兎さんを見つけた。小僧さんはどうするかな?」…「半分あげた!」と答えた子がいました。何と有り難い事でしょうか。
 その子は、読み聞かせて貰っていたのかも知れません。その場で考えたのかも知れません。どちらか分からないけれど、とにかく「半分あげた」と答えた。きっと彼が小僧さんなら、そうしただろうな。普段の生活を思い出して、園長はそう思いました。
 さて、先日お御堂の障子を張り替えました。現代、室内外を隔てているのは壁やガラスですから、大変珍しいかと思います。「紙が貼ってあるんだよ。だから光が透けて明るいし、風を防ぐこともできる。だけど、指を突っ込んだら破けるからやめてね」とお話しました。
 ともあれ「兎と話せる」は比喩です。「自然のありのままを謙虚に学べる」ということを、言いたかったのです。

妨げないように

5月 8th, 2018 | Posted by Sato in 日々の姿 - (妨げないように はコメントを受け付けていません。)
 今日は畑に苗を植えました。「とにかく急いで」というジャガイモから約1か月。年少さんもみんなでやってきました。今年も、お寺の庭師の方にお手伝いいただき、学年に応じて「自分達で植える」を行いました。見ていて危なっかしい所もあります(収穫できなかったら残念ですし)けれど、「手で土を掘る・手で持って植え付ける」など、何とか「全員が関わる」ことができました。
 庭師さんは元々お百姓さんの出でいらして、多分「ああ…もう少し…なのに…」と感じることも多かったと想像するのですが、「子どもにさせる」という趣旨をご理解くださり、じっと見守って下さいました。
 それから水やりや土寄せについて教えて頂きました。私も何年か聞いてきたのですが、「つまり、野菜の育ちを妨げないようにする」と思いました。「水のやりすぎは根の呼吸を阻害する。周りを踏み固めると根の張りを阻害する」という訳です。
 特に「水のやりすぎが何故いけないのか」は子どもには分かりづらいと思いますが、とても納得いくことでした。今後水やりが始まると、放課後に水やりをしたがる子が多く出てくると思います。姿を見かけたら、声をかけてあげてくださいね。「みんなも、ご飯を食べ過ぎると苦しくなってしまうでしょう」と。