明照幼稚園

「失礼します…」

10月 17th, 2017 | Posted by Sato in 日々の姿 - (「失礼します…」 はコメントを受け付けていません。)
 雨が続いたこともあるのでしょうが、職員室にいると、子ども達が(先生と一緒のことも)時折やってきます。
「失礼します…」「はい、どうしたの?」
 いろんなパターンがあるのですが、物を借りに来たり、使いに来たり、相談に来たり。時には「園長先生ごめんなさい…」ということもあります。そんな中、今日は年長さんが度々やってきました。

 「お店(ごっこ)で遊ぶのに、これを使ってもいいですか?」家にあった造花です。「髪飾りを作りたいの」ということで、「どうぞどうぞ、使って下さい。だけど、新しく買う事はないよ。いまある数だけでね」
 「この厚紙の切れ端、使えないかな。どうすればいいかな」

それぞれのお部屋にもある程度の材料はあるのですが、「職員室にしかないもの」もまた、あるのです。材料が多彩ならば、それだけ表現できる事も増えるでしょう。工夫の甲斐もあります。ノックして「失礼します」は勇気の必要な事と想像しますが、その材料を手に入れる過程で経験すること(ちゃんと自分の意思を伝えて、応じてもらうこと)も、また育ちの元であると思うのです。

お付き添い御礼

10月 14th, 2017 | Posted by Sato in 行事 - (お付き添い御礼 はコメントを受け付けていません。)

写真がこれしか撮れませんでした…

 金曜日は秋の遠足。今年はバスの都合で運動会から遠足がものすごく近く、忙しい一週間になってしまいました。大変ご苦労様でした、ありがとうございます。
 実は私、園長就任して2年間、秋の遠足で降られてしまったのです(お陰で根強い”雨男疑惑”がありました)。当時は葛西水族園へ行っていたのですが、時間も変更となり「家族でよく行きます」という声もあり、いろいろございまして…現在の「雨天の場合は八景島」となりました。実際に行ったのは、今年が初めてです。「お芋掘り」であれば、それこそ手も足も出なかったでしょうから、行き先の判断としては悪くなかったと思いますが…なかなか難しいものですね。
 私達も毎年、下見にうかがって「去年と異なることはありますか、昼食はどこでとれますか、雨天の場合は何団体が来ますか…?」などリサーチし、「バスを降りたらこのルート、昼食とるならココかココ、困った時の連絡方法はコレコレ…」と、いろんな想定をして臨むのですが、さすが事実は想像を超えますね。あんなに風が通るなんて、あんなに気温が低いなんて分かっていませんでした。下見に行くのは大概夏休みですから、その点の想像ができていませんでした。スミマセン。
 それでも皆さん、何とか工夫して下さって、昼食もとれ、水族館も見学し、無事に帰ることができました。担任の何人かを年長手伝いに入れてしまったので、「先生とあまり会えなかった…」子もいたと思います。申し訳ないです。
 戻ってから反省会をしました。ショーを見せてあげられたこと、立体感のある水槽を見られたこと、「見る」だけでなく、匂いなど五感で生き物を感じられたこと、バスの集合出発に殆ど混乱がなかったこと、トイレ休憩に柔軟な対応ができたこと、そして何より怪我やトラブルがなかったことが良かったです。
 ただ、「雨風があれだけ強い八景島は、なかなか大変でアル」ということもよく分かりました。今後どうするか…悩ましいところです。どなたか、良いアイデアをお持ちであれば、担任でも園長にでも、そっと耳打ちして下さい。
 保護者の皆様には、色々とご面倒もあったと存じますが、時間も守って頂き、「遠足としての行動」をご理解いただき、誠にありがとうございました。全体でお礼申し上げることはできませんでしたので、この場にて御礼申し上げます。ありがとうございました。

運動会振り返り

10月 11th, 2017 | Posted by Sato in 日々の姿 | 行事 - (運動会振り返り はコメントを受け付けていません。)
 今日はそれぞれ、運動会の振り返り…で、絵を描いていました。先生方の記録からの抜粋です。

「つなひきをお父さんがしている所」「お父さんと親子競技をしているところ」…ご父兄が出てくる絵が多かったです。なるほど。子どもたちがフィールドに出る競技はむろん多いのですが、子どもたちにとって「お父さんを応援する」「お父さんと一緒に何かをする」ことが印象に残ったのですね。
 「応援する」というと、ついつい「大人が子どもを応援する」文脈を想像してしまうのですが、子どもは実は「応援する」のも好きなようです。自分たちがしてもらって嬉しかったことを、自然と自分からも行うというのは、確かに頷ける話。「応援しなさい」なんて言われたことは絶対にないと思うのですが、確かに思い出してみると「親を応援する子ども」は沢山いました。普段の生活の中では滅多に見られない構図でしょうけれど、運動会ならではの光景の一つですね。
 「そのときの気持ちを思いだして、じっくり描こうね」という声掛けで、表情や足の向き、体の様子を細かく描き込んだ絵も見られました。「印象」を残すのか「説明の挿絵」をするのか、そのバランスは悩ましい所です。しかし、「バナナの匂いは何色かな?」的な「感覚を描く」ことを経験してきた子たちですから、「沢山あった、沢山の人がいた」という説明よりも、「その瞬間の雰囲気」を描くこともできたのではないかと思います。幼児の絵は視点の持ち方に特徴があります。説明しようとする余り、いくつもの視点を混在させたり(中世の絵巻のように)、レントゲンのように「中身が透けて見える」絵を描いたり。「そのときの気持ちや雰囲気」に焦点を当てることで、自然と線もゆっくりになり、迫力ある絵に仕上がったことでしょう。
 「バトンを落としてしまって、ごめんなさい」その一言でシーンとなったクラス。でも、「ううん、怒ってないよ!アンカーしてくれて、ありがとう」の声がみんなから上がったそうです。お疲れ休みの間、その子は気にしていたのでしょうね。けれど、事実として起きたことではあるけれど、一人を責めたりはしない子どもたち。徒競走と異なり、バトンを全員が繋いで行うのがリレーです。「自分のことはやったから、もうお終い。知らない」なんて子はいないのです。それは、あの応援の姿を思い出せばすぐに了解できること。「走り終わって砂いじり」という子は、いませんでした。
 運動会は一回こっきり。けれど、それに至る長いストーリーを、みんな持っているのですね。親に励まされた、誰かに応援してもらった。自分のすることは、「割り当てをやりきる事」だけじゃない。苦しんでいる子を励ます。運動会をきっかけに始まったストーリーも、またあるのだろうと思います。行事というアクセントがあるからこそ、日々連綿とつながる子どもの成長が、フラッシュを当てたようにパッと見えたのでしょう。
 改めまして、運動会開催にあたり、保護者の皆様には種々ご協力いただきまして、ありがとうございました。現地練習に送迎してくださって、ありがとうございました。天気予報を睨みながら、一日の予定をフレキシブルに立ててくださって、ありがとうございました。子どもたちに声援と拍手を送ってくださって、ありがとうございました。
 運動会を経ることで、何かまた、子どもたちは成長していくのだろうと思います。これからも、どうぞ宜しくお願いいたします。

盛り上げていこう

10月 6th, 2017 | Posted by Sato in 日々の姿 - (盛り上げていこう はコメントを受け付けていません。)
 先日、年中組の演技を撮影したのですが、園長はそれで味を占めました。年長の先生に「勢いづけに、ビデオでも撮りましょうか?」と持ちかけたのです。ちょうど先生方からも「実は、撮影をお願いしようかと考えていて」とのこと。息が合ってる?動きですネ。
 さて、先日買ったジンバル。昔は「プロでなければ手が出せない」ものでしたが、今は(比較的)手軽に手に入れられるようになりました。先生方にも「これでユーチューバーデビューできる!」とかハシャいで見せたりして。ええ、夏休みに「イマドキの動画」を見まくりましたからね(鼻息)。今年の「入園説明会ビデオ」は今までとひと味違います。
 そして、無事に撮影が済んで鑑賞。子ども達の視点と、先生方の視点は、やはり違います。「ワー、あそこにボクがいる!」と「。。。」と。この時期ですから、改めて「改善点を洗い出して」は余り行わず、「あっ、今のところ、手がスッと伸びて良かったね」「声が揃ってよかったね」と「盛り上げ重視」です。
 欲しくなりませんか?運動会に間に合うかは分かりませんが、「携帯で撮る」「動きながら撮る」「ズームで撮る」には向いている道具だと思いますよ。ビデオカメラを持っている方は、その手ぶれ防止(とホールド感)には及ばないと思いますが。

ドヤ顔を喜ぶ

10月 5th, 2017 | Posted by Sato in 日々の姿 | 行事 - (ドヤ顔を喜ぶ はコメントを受け付けていません。)
 今日は運動会の総練習。雨で日程は変わりましたが、気持ち良い青空の下で行うことができました。現地までの送り迎え、多少距離がありましたが、ご協力いただき、ありがとうございました。
 子ども達は、大人以上に「見えること」に拘ります(というか、「見えること」が世界そのもの、なのでしょう)。ですから、現場で慣れておくというのはとっても大切だと考えています。もちろん足元にはマーカーとかラインがあるので、それを頼りにしていいのですが(していますが)、それだと足元ばかりを気にしてしまう。
 年長さんではむしろ、「友だちとの間を見よう。足元じゃなく、友だちを見よう」という経験にしたい思惑もあって、「現場でフルスケールを体験しておく」にこだわるのです。
 今日はまた、「他学年の活動をつぶさに見る」機会でもあります。園庭での練習は、予め時間を区切っていますから。何度か一緒に現地練習している年中さんは、年長さんの踊りが気に入ったようで、見様見真似で踊る子が増えてきました。何ともかっこよく映るのでしょうね。また、それを見る当人達はどんな気持ちでしょう。
 みんな、だいぶ自信を持って踊れるようになって来ました。その顔を「ドヤ顔」と呼んで、面白がる人も世の中にはいるようです。けれど、「あー、自信持って踊っているんだな」と素直に喜べる。思わず引き込まれる。そんな観客でありたいものです。
 子ども達は(大人も)、周りからの評価に敏感です。「ドヤ」に替わる言い方、ないもんですかね。

思い通りになる・ならぬ

10月 3rd, 2017 | Posted by Sato in 日々の姿 | 行事 - (思い通りになる・ならぬ はコメントを受け付けていません。)
 今日は運動会総練習の予定でした…けれど、昨日の天気予報で「午前中は雨」というのを見て、延期にしてしまいました。そして今日のお天気。今なんて、日が差して暑いくらいです。
 まことにお天気…思い通りにならぬものです。何よりも子ども達に申し訳ない。今年度はすでに一回雨天中止にしているので、これで2回流れてしまいました…子ども達や先生が、焦らず実力を発揮できる環境を作るのが園長の役目だというのに、情けない限りです。
 しかし、それを撥ねのけるかのように、子ども達は元気に練習を行いました。写真はリレーのバトンタッチなのですが、昨日からお互い作戦を練って、「どうバトンタッチをすればいいのか?」を試行錯誤・練習しているようです。確かに一人ひとりの速さは、そう劇的には変わりません。ドラマはバトンゾーンで起きることが多いです。それぞれの作戦やいかに!?

 先週の土曜日は、自分の娘の運動会へ行って来ました。小学校最後ということで、見事なバトンパスもあり、長縄跳び5分で数を競う競技もあり、親の玉入れにも「最後にして初参加」してきました。籠がかなり高くて2段になっており、「下の籠に入った分は減点」という、恐ろしいルール。6年生チーム、最下位でした(うぅ…)。
 お天気にはどのみちこれからも翻弄されると思いますが、世の中そういうことがあるからこそ、「せめて自分で何とかできることは、やろうよ!」と思うのです。
 土曜日の予報もよくありません…。去年のトラウマもあります…。けれど、精一杯の判断をしていきたいと思います(無理しない)。