明照幼稚園

高野山へ(5)

8月 18th, 2016 | Posted by Sato in 未分類

3日目

 翌朝は…起きられませんでした。喚鐘が鳴っていたような気もするのですが、そして何か爽やかな音楽がかかったような気もするのですが、とにかくダメ。ようやく起き出すと、「たまたまですが、今朝は茶がゆです」とのこと。イヤわざわざでしょう? これ見よがしでない、抑えた気遣いが、何とも有り難いです。お腹からじんわり暖かくなりました。
 今日は午前中に霊宝館。相当な点数があるようです。また万が一に備えての消火設備も最大限してあるとか。聞くと「高い建物に雷が落ちて火事になるパターンが多いんです」との事。なるほどビルに囲まれた暮らしからは、ちょっと想像できない出火原因です。
 霊宝館では、最初の阿弥陀様からして圧巻(丈六なのです)。見ると海外からのお客さんに、英語でしっかりと説明しているお坊さんが付き添っていました。隣で聞いているだけで随分お得でした。全員が英語でもオッケー、という訳ではないのでしょうけれど、「日本人だから日本仏教が分かるのさ」とか思っていた自分を恥じました(密教は日本仏教なのか?は議論あるところでしょう)。仏涅槃図・八大童子・明王・古地図・法具…国宝とか重文とかが続々と。「見応え」という言葉では表しきれないです。平安時代の物をいま見られるなんて。守って来た大勢の方々を思いました。…なのですが、冷房が強くてお腹が危険に。手を当てて温めつつ回りました。
 その後、一番外にあたる大門まで自転車こぎ。そこから向かいを見ると遙かな山並みで、「山の上なんだ」ということを改めて感じます。ここで練馬ナンバーの車を発見。ドライバーがひとりでなければ、日程が無限にあったら…車での来山も夢ではありませんね。
 ご飯を食べて、再び頌徳殿を目指します。自転車で中の橋まで行って、企業墓の多いエリアを歩きます。2回目ですので何となく勝手も分かっていて距離感もあるので、気楽に歩くことができました。お茶を飲み、暫く待っていると布教師さんがお越しになり、ご法話をいただきました。途中で急に雨が強くなったのですが、すかさず「雨が降ると、お大師さんがいらっしゃるということなんですよ」と。後から考えると「?」もあるのですが、その場では何となく納得。不思議なものです。雨の様子を見ながら、見事な無縁さんも見ながら、駐車場まで戻りました。不思議と殆ど濡れませんでした。山の天気は変わりやすいから?
 続いて金剛峯寺へお参り。拝観料はありますけれど、大広間では全員にお茶とお菓子のご接待。「ふくろう=不苦労」のお盆にのせて。ここでも一日何回かのご法話があるようです。また、週末にはあじかん(阿字観)の体験もしているとのこと。表現が俗っぽいですが、「攻めています」。求めている人にはすぐ場と機会があるように用意されているのですね。それぞれのお部屋の襖絵がスゴイ。これだけ湿度の高い場所に耐える絵というのは、相当たいへんな技術と材料が使われているのでしょうね。私的には「蟠龍庭」と「台所」が印象的でした。とても広い石庭に、2匹の龍が配置されています。ベストなアングルを探してウロウロし、同じ場所にいた外国の青年に「ディス ルックス ライク ドラゴン!」と興奮気味に語ってしまいました。分かったかな?


▼ スマホで見る

高野山へ(5)

« 前のページ「」を読む

次のページ「」を読む »

You can follow any responses to this entry through the RSS 2.0 Both comments and pings are currently closed.